商業施設「マルヤマクラス」が、2024年度における全館売上高が、過去最高の記録から3.13億円増えて91.03億円になり、3期連続で過去最高売上を更新しました。
施設の売上推移と2024年度の戦略
マルヤマクラスは、2009年の開業以来、10年連続で売上を伸ばしてきており、2019年度には80億円を突破。2022年度には新型コロナウイルスの影響を乗り越え、2019年度の最高売上を更新しています。そして2024年度には3期連続の過去最高売上を達成しました。2024年度の成功要因としては、開業15周年を記念した年間通しのフェアの開催や共用部リニューアル、地域連携施策の強化などが挙げられます。特に地域特性を生かし、出店店舗の約7割を北海道内企業とすることで、日常使いの商業施設として、地元の人々に親しまれる存在となっています。
主な施策の概要
主な施策として、地域貢献活動の実施、市営地下鉄副駅名に「マルヤマクラス前」が採用されたことがあります。また、従業員満足度を高めるために、休憩室の改装や館内スタッフへの日頃の感謝を込めた従業員懇親会を開催するなど、働きやすい環境整備にも力を入れています。今後の展望
今後は、2029年の開業20周年に向けて、「着実」に「安定」した成長を続けるべく、より地域密着型の「変わらない日常」を演出し続けることで、地元のお客さまに欠かせない存在として、いつまでも愛される「地域共生SC」を目指します。施設概要:開業は2009年3月18日、所在地は北海道札幌市中央区南1条西27丁目1-1で、三菱地所プロパティマネジメント株式会社が運営しています。総面積は約28,900m2で約190台の駐車場を有し、5階と地下1階に物販・飲食・サービス店舗を約80店舗構えています。