NGP日本自動車リサイクル事業協同組合が、「自動車リサイクル部品による環境負荷低減効果の研究」の結果として、リビルト部品「3部品」のCO2削減効果値を定量化し、NGPシステムに搭載しました。
概要
自動車リサイクル部品産学共同研究:NGP、富山県立大学、明治大学研究成果:リビルト部品「3部品」のCO2削減効果の算出
NGPシステム搭載日:2024年9月6日
詳細URL: https://www.nepp.jp
自動車リサイクル部品とサーキュラーエコノミー
近年、資源の枯渇や廃棄物問題といった背景から、製品や資源を高い価値を保ちつつ循環させるサーキュラーエコノミー(循環型経済)が注目されています。特に、工程内での資源投入量が多い自動車産業界では、一方通行型のリニアエコノミー(直線型経済)からの転換が重要となっています。自動車リサイクル部品によるCO2削減効果の定量化
NGPでは、自動車リサイクル部品が環境にやさしいことの根拠を定量的に示すことで、その付加価値を高め、利用者の環境貢献意識を向上させるために、「自動車リサイクル部品による環境負荷低減効果の研究」を実施しています。ビルト部品のCO2削減効果値について、未だ算出できていなかった部分についても、研究を続け、新たに算出することができました。新たな研究成果により、「3部品(スターター、オルタネーター、ACコンプレッサー)」のCO2削減効果値が算出できるようになりました。未来への取り組み
NGPの産学共同研究は、更なるリサイクル部品の調査対象の追加や、部品に利用される材料の変化への対応などを通じて、引き続き研究を進めていきます。NGPは、自動車リサイクルを通じて持続可能な社会の実現に貢献し、使用済み自動車の資源を精緻分別し、その循環によってサーキュラーエコノミーとカーボンニュートラルに大きく貢献していく方針です。関連リンク
プラスワン株式会社:https://plusone-ask.com/アライ技研株式会社:http://araigiken.jp/
NGP日本自動車リサイクル事業協同組合:https://www.ngp.gr.jp/