夏に向けて、旅行の計画を立てている人もいるのではないでしょうか。
とはいえ、夏休みの時期は観光スポットが混雑しがち。
そこで今回は、筆者が実際に7月中旬から8月中旬に行った場所で、比較的空いていた旅行先をご紹介します。
楽しみ方やアクセス方法も、併せてチェックしましょう。
【長野県】上高地
長野県の上高地は、自然豊かな景勝地が広がる山岳リゾートです。
一般車両の通行を規制しているからこそ、透き通った川や様々な高山植物が残されています。
本格的な登山はもちろん、1時間程度から楽しめるトレッキングでも絶景を見られるため、アウトドア初心者の人にもおすすめですよ。
風のない朝には、山々が池に鏡写しになった神秘的な光景も見られます。
宿泊して上高地を隅々まで堪能したり、日帰りでトレッキングやカフェを満喫したりと、楽しみ方は様々です。
標高1500メートルの山岳地帯なので、市街地よりも5～10度も気温が低い点もポイント。
8月でも最高気温は21度ほどなので、長袖の羽織ものがあると安心です。
■場所：長野県松本市
■アクセス：松本駅から路線バス（要予約）で1時間30分 松本電鉄・新島々駅から路線バス（要予約）で1時間
【三重県】志摩地中海村
三重県にある志摩地中海村では、地中海沿岸の街が再現されています。
エリアごとに、スペインやイタリアなどテーマが異なるので、散策するだけでヨーロッパを渡り歩いているような気分を味わえますよ。
村内にはカフェや雑貨店のほか、ホテルもあります。
テラスでのんびりカフェタイムを楽しんだり、ホテルのデイユースやクルージングでラグジュアリーな時間を過ごしたりと、予算によって楽しみ方を変えられるのも魅力です。
クラフト体験もできるので、旅の思い出を残すのも良いでしょう。
■場所：三重県志摩市浜島町迫子2619番地1
■アクセス：名古屋駅から近鉄特急で鵜方駅へ、無料送迎バスで15分。
【香川県】父母ヶ浜・直島
香川県からは、2つのスポットをご紹介します。
ひとつめの父母ヶ浜（ちちぶがはま）は、干潮時に水面が鏡のようになる絶景スポット。
約1kmのロングビーチで広々としており、待ち時間などもなく自由に記念撮影ができます。
水面に空や人が逆さに移る幻想的な写真は、風がやみやすい夕暮れ時に撮るのがおすすめですよ。
ふたつめのスポットは、瀬戸内海に浮かぶアートの島「直島」。
岡山県の宇野港からなら、フェリーに乗って約20分で到着します。直島には、いたるところにアート作品が展示されており、豊かな自然とのコラボレーションが楽しめます。
美術館やホテルもあり、島ならではのゆったりとした時間を過ごせるでしょう。
【父母ヶ浜】
■場所：香川県三豊市仁尾町仁尾乙203-3
■アクセス：高松空港からリムジンバスでJR高松駅へ、電車でJR詫間駅へ、JR岡山駅から電車でJR詫間駅へ。
【直島】
■場所：香川郡直島町
■アクセス：岡山駅からJR宇野線で宇野駅へ、徒歩5分の宇野港からフェリーで20分。
【福岡県】博多屋台
福岡県の名物、博多の屋台街。市街地にある天神エリアと、川沿いの中洲エリアに、それぞれ屋台がずらりと並びます。
ほとんどの屋台が18時ごろからオープンし、レトロな雰囲気が漂います。
ぜひ味わいたいのが、焼きラーメンや明太子の炙りなど、福岡ならではのグルメ。
ジューシーなホルモン焼きや、店ごとに味の違うおでんの食べ比べもおすすめです。
お酒好きな人はもちろん、グルメ巡りにもぴったりですよ。
■場所：福岡市中央区天神／福岡市博多区中洲
■アクセス：福岡空港から地下鉄で博多駅へ。または福岡空港から地下鉄で天神駅へ。
アウトドアやアート、グルメなど、旅の目的によって行き先を選ぶのもおすすめです。
ぜひ夏の思い出作りの参考にしてくださいね。
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