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庭をDIYでコンクリート化!魅力とステップ別費用の全知識


庭を眺めることは、日々の暮らしの中でほっと一息つく瞬間を提供します。

しかし、その庭が持つ潜在的な価値に目を向けたことはあるでしょうか。
庭をコンクリートで覆うことは、単に見た目を変えるだけでなく、それ以上の意味を持ちます。

この記事では、庭をコンクリートに変えることのメリットとデメリットと、庭にコンクリートを敷く手順など探り、その決断がもたらす可能性について解説します。
本記事を参考に、ご自宅の庭を魅力的に変えてくださいね。

 

庭だった場所が、土間コンクリートの駐車場に。

庭だった場所が、土間コンクリートの駐車場に。

 

□庭をコンクリートに変える!メリットとデメリット

 

家の庭を見て、ただの土地として見過ごしていませんか。
もしそうならば、それは大きな可能性を秘めた空間ではないでしょうか。
庭をコンクリートに変えることで、ただの庭が多様な用途に活用できるスペースに生まれ変わります。

しかし、この変更にはメリットとデメリットが存在します。
今回は、庭をコンクリートにすることの良し悪しを詳しく見ていきましょう。

 

*庭をコンクリートにするメリット

 

まずは、庭をコンクリート化することのメリットから見ていきましょう。

 

1:多目的に利用可能

コンクリート化された庭は、駐車場としての利用はもちろん、子どもの遊び場やバーベキューができるレクリエーションスペースとしても活用できます。
耐久性の高いコンクリートは、重い車を乗せても問題なく、炭火が落ちても大丈夫でしょう。
さまざまなシーンで活躍すること間違いなしです。

プールやバーベキュー

プールやバーベキュー

 

2:スタイリッシュな外観

土の庭とは異なり、コンクリートの庭はスタイリッシュでモダンな印象を与えます。
これにより、家全体の見栄えが向上し、新築の場合にはさらに清潔感が増します。

コンクリートの駐車場

コンクリートの駐車場

 

3:雑草対策に効果的

雑草の手入れに頭を悩ませている方にとって、コンクリート化は最適な解決策です。
雑草が生える心配がなくなり、庭のメンテナンスが劇的に楽になります。

雑草の手入れ

雑草の手入れ

 

*庭をコンクリートにするデメリット

一方で、デメリットも無視できません。

 

1:高額な初期費用

コンクリート工事には、材料費と人件費がかかります。
最初は大きな出費になるため、予算をしっかりと計画する必要があります。

コストアップ

コストアップ

 

2:真夏の照り返しが強い

コンクリートの白さは夏の日差しを強く反射し、眩しさが増します。
これにより、外での過ごしやすさに影響が出ることも考えられます。

ただし、シェードや人工芝を使うことで対策は可能です。

日差しの照り返し

日差しの照り返し

 

3:撤去費用も高額

将来的にコンクリートを撤去したいと考えた場合、その強度ゆえに高額な費用がかかります。

しかし、一度設置すれば長期間メンテナンスフリーで利用できるため、撤去の必要性はほとんどありません。

庭をコンクリートに変えることは、さまざまな利点をもたらしますが、その過程で考慮すべき点もあります。
メリットとデメリットをしっかりと理解した上で、家の外観や生活スタイルに合わせて最適な選択をしましょう。

 

□コンクリート以外にはどんな種類がある?

 

庭や駐車場の舗装を考える際、多くの人が最初に思い浮かべるのがコンクリートです。

しかし、コンクリート以外にもさまざまな舗装材があり、それぞれにメリットとデメリットが存在します。
この記事では、コンクリート以外の選択肢としてアスファルト、インターロッキングブロック、砂利を取り上げ、庭に最適な素材選びの参考情報を提供します。

 

1:アスファルト

アスファルトはコンクリートに比べて初期費用が安価であり、施工後すぐに使用できる点が大きなメリットです。
表面の凹凸を抑えて滑らかに仕上げられますが、デザイン性ではコンクリートに劣ります。
また、強度が低いため、経年劣化が顕著に現れやすく、広い施工面積では割安になりますが、小規模な施工ではコンクリートと費用が変わらないことがあります。

アスファルト

アスファルト

 

2:インターロッキングブロック

インターロッキングブロックは色や形のバリエーションが豊富で、デザイン性が高い点が魅力です。
透水性のあるブロックを使用することで、水はけも良くなります。

ただし、手作業での施工が必要なため、コンクリートよりもコストがかかり、施工期間も長くなりがちです。
また、ブロックの隙間から雑草が生えやすいというデメリットがあります。

インターロッキング

インターロッキング

 

3:砂利

砂利はコストが安く、防犯対策や水はけの良さがメリットです。
安価で施工できる会社も多く、音が鳴るため不審者の侵入を防ぐ効果も期待できます。

しかし、雑草の発生や砂利の減少、車体への傷つけリスクなどのデメリットがあります。

これらの素材を選ぶ際には、それぞれの特性を理解し、自宅の庭の用途やメンテナンスのしやすさを考慮することが大切です。

砂利敷きで雰囲気が変わる

砂利敷きで雰囲気が変わる

 

□DIYで庭にコンクリートを敷く手順

 

DIYで自宅の庭にコンクリートを敷き詰めるプロジェクトは、家の外観を大きく変えられるだけでなく、使い勝手の良い空間を作り出せます。

しかし、DIYでコンクリートを敷く作業は、正しい手順を踏まないと思わぬ失敗につながることもありますので、事前にしっかりとした計画と準備が必要です。
基準の設定から、型枠の作成、コンクリートの混合と敷設、仕上げまで、一連の手順を紹介していきますので、DIYに挑戦する方は参考にしてください。

 

1:基準の高さを決める

まずは、コンクリートを敷く場所の高さの基準を決めます。
この基準が全体のレベルを決めるため、慎重に測定し、基準の高さに線を引いて目印をつけましょう。

基準の高さを決める

基準の高さを決める

 

2:境界にブロックを置く

次に、敷地の境界になる部分にブロックを配置します。
ブロックが足りない部分には、後ほどコンクリートを詰めることになります。
この作業は、型枠を作るための基礎です。

ブロック

ブロック

 

3:型枠を作る

木の板を使用して、型枠を作ります。
この型枠がコンクリートを敷く範囲を決めるため、正確なサイズと強度が求められます。

土間コンクリートの型枠

土間コンクリートの型枠

 

4:地面の準備

地面を掘り起こし、平らにならします。
その後、地面の高さを再度調整し、必要であれば砕石を敷き詰めて地面を固めます。

地面を掘る

地面を掘る

 

5:ワイヤーメッシュの設置

コンクリートの亀裂を防ぐため、ワイヤーメッシュを設置します。
これがコンクリート内部の補強となります。

ワイヤーメッシュ

ワイヤーメッシュ

 

6:コンクリートを混ぜる

コンクリートを混ぜる際には、セメント、砂、バラス、水の比率を正確に守ることが大切です。
この比率が仕上がりの質を左右します。

コンクリートを練る

コンクリートを練る

 

7:コンクリートを敷く

混ぜたコンクリートを型枠内に流し込みます。
この時、コンクリートの厚さを均一にすることが重要です。

コンクリート打設

コンクリート打設

 

8:コンクリートを踏み固める

コンクリートを敷き終えたら、踏み固めて空気を抜きます。
これにより、コンクリート内部の空洞を減らし、強度を高めます。

 

9:表面の仕上げ

表面をならし、水が流れるように適度な勾配をつけます。
最後に、滑りにくくするためにほうき目仕上げを行います。

コテ仕上げ

コテ仕上げ

 

10:乾燥

コンクリートが固まるまでの時間を確認し、その間は歩行などを避けます。
完全に乾燥するまでには、最低でも1日間は必要ですが、理想は3日間以上です。

以上が、DIYで庭にコンクリートを敷く際の基本的な手順です。
始める前に必要な材料を確認し、手順を理解してから作業を開始してください。
正しい準備と手順で、美しいコンクリート敷きの庭を実現しましょう。

 

□実践!庭のコンクリート化にかかる費用

 

庭をコンクリートにする際の費用には、さまざまな要素が影響します。
特に、コンクリートの厚さや鉄筋の有無は、費用を左右する大きな要因となります。
この記事では、コンクリート化する際の費用の違い、および総費用の目安について解説します。

 

*コンクリートの厚さによる費用の違い

 

コンクリートの厚さは、庭の施工において重要な要素の一つです。
一般的には、60ミリメートルと120ミリメートルの厚さが選ばれることが多いですが、それぞれの厚さによって施工費用が異なります。

 

1:60ミリメートル厚のコンクリートの場合

厚さ60ミリメートルのコンクリートは、基本的な庭の整備に適しています。
この厚さでの材料費は、1平米あたり約3,400円が相場です。
比較的低コストで施工が可能なため、予算を抑えたい場合に適しています。

 

2:120ミリメートル厚のコンクリートの場合

耐久性を高めたい場合は、120ミリメートル厚のコンクリートが推奨されます。
特に、鉄筋を入れることでさらに強度を増しますが、それに伴い材料費は1平米あたり約5,700円となります。
鉄筋入りの場合は、耐久性の向上と共に費用も上昇するため、将来的なメンテナンス費用の削減を考えると、コストパフォーマンスに優れた選択肢です。

 

*庭をコンクリート化する総費用の目安

 

庭のコンクリート化にかかる総費用は、施工面積や厚さ、鉄筋の有無だけでなく、人件費や車両費、土地の整形費なども含めた全体の費用を考慮する必要があります。
これらを総合して、庭をコンクリートにする総費用は、一般的には19万円から40万円程度となることが多いです。

ただし、庭の形状や施工条件によって費用は大きく変動するため、正確な見積もりを取得することが重要です。

 

□まとめ

 

庭をコンクリートにする決断は、多くのメリットを享受する一方で、いくつかのデメリットも考慮しなければなりません。
利便性の向上と外観のモダン化は魅力的ですが、高額な費用や夏の照り返しなど、総合的な計画が必要です。

さらに、コンクリート以外にもアスファルト、インターロッキングブロック、砂利など、庭の用途や好みに応じた多様な選択肢があります。
DIYでの敷設や、費用の詳細を理解することで、より賢明な選択が可能になります。

 

自宅の庭を変えることは、ただの空間を機能的かつ美しい場所に変える旅です。
その過程で、庭の持つ無限の可能性を最大限に活かしましょう。

 

 


約8400m2ある石置場には、様々な色•大きさ•形の石を全国から集めて、展示しています。

DIYで庭作りされる素人のお客さん•庭師•工務店•外構屋•インテリア•店舗•花屋•設計事務所等のお客さんが、石を使ったおしゃれな庭を作られています。

#揖斐川庭石センター


 

 

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