歌手の氷川きよし+KIINA.が2日、都内映画館で劇場版『氷川きよし/KIYOSHI HIKAWA+KIINA. 25th Anniversary Concert Tour-KIIZNA-』の舞台挨拶を行った。
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昨年、1年8ヶ月ぶりに歌手活動を再開した氷川。「22歳からガムシャラにやってきたけれど、40歳を過ぎてから自分を見つめる時間、休む時間も大切だと思った。負けられない!という気持ちも強かったけれど、休んだことで色々なことが再確認出来ました」と貴重な充電期間だったと回想した。
そんな充電期間中は、アメリカのサンタモニカで2か月ほど生活していたという。「1週間でホームシックになって、やっぱりお味噌汁とご飯が良いなと思ったし、演歌を歌いたいと思った。そうやって自分を再確認することで自然と感謝も湧いてきました。自分は自分のままでいいし、自分を愛せないと人を愛せない。生きているみんなが全部尊い。ありのままの、そのままの自分が美しいと思いました」と実感を込めて心境の変化を明かした。
アメリカ滞在中は身を持って「物価高」を体感。「味噌汁が食べたいと思っておだしを買おうとしても6千円!日本の物価の4倍で、まあ高い!こんな時代なんだと勉強になりました…」とビックリしていた。
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奇しくも2月2日は、氷川の記念すべきデビュー25周年のアニバーサリーDAY。氷川は「レベル25になったわけですが、これからが第2章のスタートです。私はコンサートも大好きで、みんなを喜ばせるのも大好き。皆さんが喜んでくれるならば歌でなんでもやりたい。普段はKIINA.ですが、歌では氷川きよしを大事にしたい。誰かと比べるのではなくて、自分は自分のオリジナルの世界を大切にして、自分にしかできないエンターテインメントを皆さんにお届けしたいです」と決意を口にした。
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そんな氷川は「25年目からさらに歩んでいく決意」を「絆」という漢字一字で表明。
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「25年前にデビューして、ファンの方々の気持ちに応えたい、喜んでもらいたいという気持ちがずっとありました。応援してくれるファンの方々の絆は自分の中ではずっと存在しているので、温かいファンの方々との絆は永遠」と述べて「ご高齢の方はますます長生きしていただき、若い方も油断はせずに体に気を付けてください。ストレスを溜めず、イライラせず、穏やかに過ごしていただき、虚勢を張らずに気楽に過ごしてください」とファンたちの健康を願っていた。