
EXILE ATSUSHI(44)が843日ぶりにステージに復帰した。さいたまスーパーアリーナで12日、「EXILE ATSUSHI LIVE TOUR 2025“Heart to Heart”~復活祭~」初日公演を開催した。
昨年9月27日、病気療養からの復活を宣言。同ツアーを活動休止前に開催していたツアーからの復活に位置付けられ、22年12月21日の東京ドーム公演以来、実に843日ぶりのステージとなった。
ライブ前には囲み取材にも応じ「日数、年月にすると長い間に聞こえるけど、その間、いろんな経験をしているので、止まっていた意識はない」としつつも、ファンに対しては「空いてしまった」と話した。約2年半ぶりのライブだが、「わくわくだけ。全て失う覚悟までいったので、わくわくしかない」と前向きに話した。「待っていてくれる人の顔を見ることが楽しみ」と続け、「喜んでくださったり、感動してくださったりしてくれる存在との瞬間を僕も楽しみながら届けたい」と語った。
復活への励みは「折れたからよかった」と逆説的に話した。「ファンクラブのチャットでも『いつまででもいいから待っています』とか、期限を決めずに待ってくれる温かい声や周りの人の愛があった」と振り返ると、「体調が良くなってきたときに、もう1回できるかもと思えたきっかけになった」と明かした。LDHのHIRO社長も「毎日痛み止めを服用していたのを知っているので、体調優先でと完全に休ませてくれた」という。
現在、EXILEもツアーを開催中。合流についても「もちろん考えていますし、少しつづ話しも進めています」。まずは「中止にしてしまったソロコンサートと体調が悪かった時期に企画されていたツアーから」とし、「そういったところから気付きを得て、どう合流していくかのストーリーを描いてエンターテインメントに落とし込んでいきたい」。その目はしっかり未来を見据えていた。