いよいよ梅雨明け!
ジメジメ湿気の雨、カラッと晴れた日が交互に続く初夏。
ですが、雨だろうが晴れだろうが『蒸し暑い!』っていうことは変わりませんよね。
湿気のせい? 汗のせい?
朝の通勤電車の中で既に『化粧崩れ』が始まっている!
そんな悩みを抱える女性、多いのではないのでしょうか?
電車内では化粧直しが出来ず、出勤したらすぐトイレ直行!
昼食後もトイレで化粧直し。
帰りもトイレで化粧直し……
ゆっくり化粧直しが出来る休憩室があればいいですが、なかなか難しいですよね。
また、デートの時など化粧直しのためにトイレに長居するのも、ちょっと気まずい……
そこで今回は筆者が長年、ずっとお世話になっている化粧品メーカーの美容部員さんが教えて下さった『素早く、しかも綺麗に化粧崩れを直す方法』を伝授したいと思います。
綺麗に化粧直しをするマストアイテム 8 つ
化粧ポーチの中身を全て持ち歩くのは無意味です。
重いし、何より『化粧直し』には無意味なアイテムは置いていった方がバックの中身もスッキリします。
朝、バッチリお化粧をしたら、あとは『化粧直し』に必要なアイテムだけで充分!
(1) ハンカチ
(2) ポケットティッシュ
(3) 綿棒
(4) 乳液
(5) フィニッシュパウダー
(6) チーク
(7)口紅
(8)保湿リップ、またはグロス
最低限これだけあれば『綺麗に化粧直し』ができちゃいます!
化粧崩れを直す 5 つの順番とポイント
(1) ハンカチ、ポケットティッシュの活用方法
汗・皮脂をポンポンと軽く抑えるように使用します。
この後、あぶら取り紙を使用する方がいますが NG です。
皮脂を取り過ぎてしまうと、新たに分泌されてしまいます。
また、タオル生地のハンカチはファンデーションをヨレさせたりタオルの跡がつくので避けましょう。
(2) 綿棒、乳液の使い方
・皮脂や汗でファンデーションがヨレた所を綿棒で撫でるように、まわりに馴染ませる
・エアコン等で乾燥し、ファンデーションがヨレて固まっていたり粉が拭いている部分は、綿棒に乳液を少し付けて撫でるように馴染ませる
目の下や鼻の両脇、鼻の頭などは特に化粧崩れを起こしやすい部分です。
皮脂や汗による化粧崩れか、乾燥による化粧崩れかを見極めて、乳液の使用を判断しましょう。
また、マスカラやアイラインが落ちて目のまわりが黒くなったら綿棒に乳液を付けて拭くと綺麗に拭き取れます。
(3)フィニッシュパウダーの使い方
綿棒で直した所をフィニッシュパウダーで押さえることで、その後の化粧崩れを抑制してくれます。
また、鼻の頭やほうれい線の辺りもパウダーでポンポンと抑えましょう。
テカリを 防止してくれます。
ここでファンデーションを使用する方がいますが、厚化粧になるだけなのでパウダーを使用しましょう。
(4)チーク崩れの直し方
頬にパウダーをポンポンと使用してからチークを塗ります。
チークを付けたら、またパウダーのパフで上から押さえましょう。
これだけでチークの落ちが軽減されます。
(5)口紅を塗る
その前に乳液を指先に付けて唇に馴染ませます。
そして、すぐティッシュで拭き取りましょう。
つまり 1 度、口紅を落としてから新たに塗ります。
こうすることで、口紅の本来の鮮やかな色合いが戻ります。
リップやグロスは唇の中心、内側を重点的にタップリ塗ります。
こうしておく事で、唇が乾 いてきたと感じたら唇の上下を擦り付けることで潤いを取り戻せます。
『夕方になると、頬は乾燥するのに鼻や額は脂っぽい』というあなたへ
乳液を少しだけ両手に馴染ませて手のひらを頬に押し当てます。
その後、チーク等の化粧直しを行うと顔にツヤが出ます。
鼻や額の皮脂はティッシュを押し当て、パウダーでポンポンと軽く押さえれば OK。
ちょっと番外編:大前提!化粧崩れを極力抑える朝のお化粧のコツ
人によって使用する基礎化粧品は様々ですが、何種類でも同じ"たった 1 つ”のルール。
それは・・・
【1 つ使用したら、馴染むまで次は塗らない】
例えば、洗顔後に化粧水をつける。
これは、皆同じかと思います。
ですが!この“化粧水”が顔に浸透する前に、次を塗ってしまう人がいる!
これ、NG だそうです。
なぜか?
様々な基礎化粧品には、それぞれの役割があります。
その役割を存分に発揮する為には、他と併用することが大事です。
そう、併用することが大事なのであって“混合”しては意味がありません。
例えるなら、シャンプー中にコンディショナーを付け始める。
油絵に例えるなら、下地の色が乾いていないのに上から描き始める。
想像が出来ましたか?
あらら・・・なパターンですよね?
化粧水の次は、美容液または乳液を使用する方が多いかと思います。
化粧水をパタパタと顔に湿らせ、すぐ次へ・・・ この繰り返しで完成した基礎化粧。
しかし、この時点で『化粧崩れ』の土台を作っているようなものです。
ですが、1 つ使用したら顔に馴染むまで放置すると最低でも 5 分くらいかかります。
化粧水・乳液・日焼け止め(化粧下地)、この 3 つを使用するとして合間5分置くと、それだけで15分はかかる計算になりますね?
朝から、そんな流暢な時間はない!
なので扇風機やエアコンの風を顔に当てましょう。
これでだいぶ、時間の節約になります。
『基礎化粧』
このベースは本当に大切です。
なぜなら化粧崩れは“土台崩れ”が原因なのだそうです。
土台である基礎化粧、まずはここを怠らずに完成させてからファンデーションなど本格的なお化粧を開始しましょう。
さいごに
化粧崩れは、どんなに良いファンデーション等を使用しても、ある程度は必ず起きてしまうも のですが直し方さえ分かっていれば焦ることはありません。
『化粧崩れ』と言っても皮脂や汗によるものか、エアコン等の乾燥によるものかで変わってきます。
・・・という事を教えて頂いてから、私の化粧ポーチには綿棒と乳液が常に入っています!
夏場でもエアコンに当たっていると口のまわりが粉をふいたり、乾燥がとても気になります。
そんな時は乳液!
夏場はベタベタするから乳液やクリームなんて必要ない、そう思っている方は多いそうですが、基礎化粧でも乳液・クリームは使用した方が良いそうです。
皮脂は足りないと、分泌されてしまいます。
どんなにお化粧が完璧でも毛穴から大量に脂が分泌されたら、化粧崩れが起きてしまうのは理論的に当然。
昼間、皮脂の分泌を最小限に抑えるためには、ある程度の油分は必要なのだそうです。
なので、よほどの皮脂分泌以外で“あぶら取り紙”の使用は避けましょう。
汗は、暑い時期なので仕方ないですよね。
擦らずにティッシュやハンカチで押さえるように拭き取れば問題ないそうです。
いかがでしたか?
どんな時でも綺麗でいたい!
女性なら皆、そう思いますよね?
『ヤバい!化粧崩れてきたかも!』
そんな時は「ちょっと失礼」と言って席を立ち、ポーチを持って化粧室へ!化粧直しも身だしなみの 1 つです。
今は、化粧崩れと上手に付き合うしかない時期です。
苦痛と思わず、化粧直しを楽しみながら毎日を過ごしていきましょう♪
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