MindBodyGreenによると、幸福を感じやすい人は、早起きをし、朝日を浴び、新しい1日の始まりをじっくり味わうという習慣が当たり前にできている人が多いのだそうです。朝ついバタバタしてしまう・・・そんなあなたに、彼らが実践している朝の習慣をご紹介します。
1.感謝を感じながら目覚める
他者への親切心が幸福感とも深く関係します。まずは、身近な人に感謝の言葉を掛けることから練習してみましょう!
2.毎日新しい気持ちで朝を迎える
ポジティブな感情が回復力を構築することにより、生活の満足度を高めます。昨日の失敗で頭がいっぱいでは、今日の楽しいことは入ってこないですよね。楽しさや幸福感を感じやすくするために、きちんと頭の中をリセットすることは大切なようです。
3.祈り、アファメーション、瞑想をする
幸福を感じながら生きている人の多くは、スピリチュアルな習慣を取り入れている人が多いと言います。自分の心の平穏のために祈り、瞑想、アファーメーションを使っています。
あのスティーブ・ジョブスさんも実践していた1人です。ショブスさんは、毎朝鏡を覗いて、「もし今日が人生の最後の日だとしたら、今日しようとしていることは本当にやりたいこと?」と尋ねることから1日を始めていました。
また、アメリカの偉大な政治家の一人、ベンジャミン・フランクリンさんも、「今日どんな良いことをしますか?」と毎朝自分自身に尋ねていたそうです。
4.気分が上がる本を読む
朝起きてから自分自身を鼓舞するような本を読みます。アメリカの作家であり経営コンサルタントでもあるスティーブン・R・コヴィーさんも、著書「7つの習慣 成功には原則があった!」の中で、読書の習慣によって洞察力を高め、知識を伸ばすことが幸福に関係すると語っています。
(編集部より:「7つの習慣」自体はモルモン教の経典をわかりやすくしたものとして、科学的根拠はない部分もあるようですが、この部分は自己成長感が幸福感につながるという研究結果にも合致します。)
5.シンプルな生活を送る
心の余裕を作り出すためにも、朝の活動は簡単な習慣だけにしておきます。ある大学の脳の調査では、マルチタスクを持つことによって、ストレスと不安が増えることがわかっています。
(編集部より:HappyWでもこれまでマルチタスクが生産性を下げることをお伝えしています。)
6.運動する
運動はセロトニンやドーパミン、ノルエピネフリンのような健康を促進する脳内物質の濃度を押し上げ、精神的にも良い影響を及ぼします。朝起きてから軽く散歩することから始めてみても良いかもしれません。
7.意識的に呼吸をする
スタンフォード大学では、ボタンを素材にして、いかにたくさんのデザインを生み出せるかという創造性の実験が行われました。
ウォーキングをした学生の方が、そうでない学生に比べ60%も多くのアイデアを生み出せたという結果もあります。体に新鮮な空気を取り込むことは、脳内の創造性を刺激するので、その後のお仕事にも良い影響を与えそうです。
8.自然の美しさを味わい、今この瞬間を生きることを練習する
環境心理学の研究によると、自然の風景は主観的な活力を高めるのだそうです。また、こちらの記事でも紹介しましたが、その時その瞬間を味わうことは、心を満たし幸福感を生み出します。忙しさの中にいると、つい感情を見逃してしまうことってありませんか?1つの感情を大切に味わうためにも、時には立ち止まることが必要です。
まずは、今すぐ出来そうなものをピックアップして、少しずつ続けることから始めてみても良いかもしれません。どうぞ充実した朝をお過ごしくださいね!
Licensed material used with permission by PaleolithicMan
心のスイッチ、見つけよう -HAPPYW(ハッピーウー)-