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ジムニーがモデルチェンジに向けて現行型を生産終了! 現行型なら「未使用中古車」が狙い目。



屈指の悪路走破性をもち、軽自動車の本格オフローダーとして人気のスズキジムニー。3代目となる現行型は軽自動車の規格変更が行われた1998年に登場し、約20年に渡って販売されていました。


しかし、新型ジムニーのスクープ画像もすでに出回り、次期モデルの登場も気になるところ。



そこで現行型の現状と新型ジムニーについて販売店に聞いてみました。すると詳細なスペックなどはまだわからないとのことでしたが、フルモデルチェンジの時期は2018年7月と答えてくれました。




販売店によると、7月のフルモデルチェンジに向けて現行型ジムニーの生産は終了していて、在庫車のみの対応となっているそうです。


新車の在庫はかなり少なくなっていて、専用のメッキフロントグリルやアルミホイール。そしてクオーレモジュレという専用シート表皮を採用した特別仕様車のランドベンチャーはすでに在庫がなく、標準車のエントリーグレードであるXGのみだそうです。




新車のジムニーが手に入れづらくなっている一方で、登録済み未使用車と呼ばれる走行距離の少ない中古車は市場に大量に出回っています。現在、現行型ジムニーの中古車は全国で約2000台流通しています。


そのうち、2017年〜2018年式で走行距離500km以下という条件のジムニーは320台も存在しています。




この高年式、低走行距離車の中古車のなかからリフトアップなどのカスタム車を除いた中古車の価格帯は113.8万〜180万円なので、まだプレミアム価格にはなっていない模様。


グレードではランドベンチャー4WDが224台、XG 4WDが60台です。中古車といっても走行距離3kmというクルマもあるので、コンディションは問題なしと言えるでしょう。




ジムニーは国産車の中でも値落ちしにくいクルマの1台です。約20年販売された現行型ジムニーの中古車の平均価格は90.5万円。新車時価格が129万6000〜169万1280円ですから、驚きの残価率をキープしています。この数字こそ、ジムニーの人気の高さを表していると言えるでしょう。


(萩原文博)



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