
2025年6月27日から3日間にわたり幕張メッセで開催された「TOKYO OUTDOOR SHOW 2025」。数あるブースのなかでも、ひと際存在感を放っていたのが「HILLSFIELD(ヒルズフィールド)」だ。
GO OUTでもおなじみの人気動画クリエイター「伊豆のぬし釣り」がプロデュースを手がけるブランド。今回、ブランド初となるツールームテント「OVAL TENT(オーバルテント)」のプロトタイプが、TOS2025で初お披露目されていた。
グループでのキャンプをもっと快適に、もっと楽しく——。そんなニーズに応える、「伊豆ぬし」らしい“宴会テント”だ。
ブランド初となるツールームテント「OVAL TENT(オーバルテント)」
大きめの天窓と最大220cmの天井高で、抜群の居住性。

まず目を引くのは、テント全体が“オーバル(楕円形)”になっていること。この形状により、端でも175cmほどの高さを実現し、出入りのしやすさを確保している。
ほとんどの大人がかがむことなく出入りができるうえ、中央部は最大220cmの天井高で、圧迫感を感じさせないつくりだ。

加えて6枚のシンメトリーパネルと、空が仰げる天窓を天頂部に設置。視界の開け方も気持ちよく、より開放感がある。インナーテントの天窓も開閉できるようになっているのも特徴的だ。
シルナイロンの課題にもひと工夫。こだわりの素材づかい。

生地には、軽量かつ強度の高いダイヤモンドリップストップ構造のシルナイロンを採用。一般に結露が発生しやすいとされるこの素材に対し、裏面にPUを重ねることで通気性を確保しながら、結露をできるだけ抑えることが可能に。
インナーテントの設計にも抜かりがなく、吊り下げポイントを多く配置することでたるみを防止。設営時もわかりやすく、張りのある空間をつくることができる。

このほかにも、インナーの上面をメッシュ生地にすることで、熱気を逃がし結露を防ぐ効果をさらに高めている。
ポールは5本、色分けとスリーブの工夫でビギナーにも優しい。

このサイズ感でありながら、設営に使うポールはわずか5本。しかもポールは色分けされており、スリーブの内側にはコーティングを施しているため、スムーズな挿入と浸水防止という両立まで実現している。
クロス状に設置するセンターポールの構造も独特で、シンメトリーにこだわった骨組み設計は、見た目にも美しい仕上がりだった。
“宴会幕”としても活躍。ゆとりある団欒のサイズ感。

このテント、定員は5名とされているが、4人で使うのがちょうどいい。マットを敷いても余裕があり、真ん中にテーブルを囲んでの団欒にぴったりのスケール感だ。
お酒好きとして知られる「伊豆のぬし釣り」らしく、“サッと立てて、すぐに宴会スタート!”ができる空間を目指したとのこと。その言葉どおりの、心地よい宴会テントだった。
気になる発売時期と価格は?
現時点では発売日や価格は未定で、今後の展開に向けて調整を進めている段階とのこと。HILLSFIELDや「伊豆のぬし釣り」2人のSNS、公式サイトのチェックを忘れずに。
(問)HILLSFIELD www.hills-field.com/
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