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独立系ランブランドが集まる「春のタヌキ祭り 2025」に潜入。思わず財布の紐もゆるむ高感度アイテムのオンパレード!


2025年の春に開催された「春のタヌキ祭り」では、多くの独立系ランニングブランドが出展し、大勢の来場者で賑わいました。東京・浜松町の会場には開場前から行列ができ、イベントではブランドオーナーとの対話を通じて商品の背景や魅力を直接聞ける貴重な機会が提供されていました。ランニングウェアからアウトドアギアまで多様な製品が展示され、ランニングという共通のテーマで異なるスタイルを楽しむことができました。さらに、実際の試し履きやレースイベントも行われ、多くの人々が交流を深められる場となったようです。このようなイベントは、ランニングカルチャーの活性化に貢献しており、来年の開催も期待されています。

やってきました、春のタヌキ祭り2025。今回は、イベントレポートというミッションです。筆者はGO OUT本誌で「Running People」という企画を担当しているのですが、インタビューをさせていただいた先輩ランナーたちも出展されているようなので、会えるのを楽しみにしていました。

5月11日(日)午前11時。快晴で10分も外を歩けば汗ばむくらいの気候。東京・浜松町の都立産業貿易センターではオープン前から行列ができていた。

「ブランドオーナーからプロダクトの制作背景の話なんかを聞ける場としても楽しんでもらいたい」と語るのは、イベント主催者でTANNUKI創業者の加藤さん。開場前の忙しい時にイベントへの想いを話していただきました。

手に取ってわかるブランドの世界観。

気になっていたランニングブランドの商品を、じっくり手に取ってみることができたのはこのイベントならでは。

TANNUKI

2020年にスタートした、国産のものづくりにこだわりを持つランニングウエアブランド。顔の見える人たちと個性のある製品を作りたいというTANNUKIの思いは、今回のイベント主催の原動力となっているよう。

EYL

スケートボードの自由な精神とULハイキングを通して出会ったMYOGを背景に独自のプロダクトを展開。三角ポーチはブランドのアイコン商品で、他にもバッグなどもラインナップ。

PROGRESS RUNNING CLUB

“PROGRESS RUNS THE WORLD!!”PROGRESS RUNNING CLUBは、80’Sから90’Sのランニングカルチャーに影響を受けたロンドンのランニングコミュニティから派生したブランド。

BUDO

 “今すぐ走り出せる服”をコンセプトに、街に映えるファッション性とランに必要な機能性を兼ね備えたランニングウエアブランド。自由が丘発のソーシャルナイトランを毎月開催。

RETO

RETO(レト)はスペイン語で挑戦。ランニングソックスを中心にアスリートやランナーの「あったらいいな」を「本当に良いもの」にこだわって形にしているブランド。独自のハニカム構造でフィット感が良さそうな一足でした。

出展ブースのなかでも「TANNUKI」の世界観は素晴らしく、陳列ひとつを見ても可愛くて存在感がありました。その他にも各ブースでは、それぞれの独自の視点で“走る”が表現されていました。

三角ポーチが印象的な「EYL」のブースでは、それぞれの収納サイズが違っていたり、何を入れるのに適しているなど、細かなところまで教えてくれたりと、まさに出展者と来場者との繋がりを感じられる瞬間の連続でした。

走るスタイルに正解なし!と実感。

会場に着いて驚いたのは、来場者のスタイルがさまざまだった事です。独立系ブランドの展示会やスポーツ的なフェスでは、そのイベントの内容に沿ったある一定のスタイルが存在するのですが、タヌキ祭りの真骨頂は、いろんなスタイルで走っている人をコネクトしているところだと感じました。

SAVE SHOCK

中目黒BAMBOO SHOOTSのディレクター甲斐さんが主宰する ランニングクラブのTシャツ。ペットボトルなどのプラスチックを原料としたリサイクルポリエステル繊維を使用したSAVE SHOCKオリジナルボディの“HYPER TECH T”を使用 した1枚。

高松山グルグルクラブ

厚木市の高松山で練習しているトレイルランニンググループ。ブースでは、山の力飯「山笑う」のちまきがスッポリと入る保冷ケースが目につきました。「山笑う」がpao_packへのオーダーして完成したケースは限定品でした。

ROOM_HISAE SASAKI

今年もタヌキ祭りのビジュアル制作をしたイラストレーターHisae Sasakiさんのブース。今回は、カラーバリエが豊富なイベントの記念ロンT&Tシャツを受注販売していました。

BAMBOO SHOOTS

BAMBOO SHOOTSのオリジナルブランド、BAMBOO SHOOTS SOUVENIRのアイテムを中心に販売されていました。当日は、シルクスクリーンプリントのワークショップも実施して盛り上がっていました。

出店数約45ブランド。個性的なブランドオーナーとこだわり抜かれた商品の話を直接聞けるこの機会には、多くの人が集まっていました。オープン開始からずっとどのブースも人だかりで大盛況でした。

グループランに参加予定のランナーは、今すぐにでも走れそうなウエアですし、ランニングウエアを街着としてうまく取り入れてオシャレを楽しんでいる人や、ULハイカー寄りのギアにも精通したマニアックなスタイルなど、男女も半々くらいで、様々な人が来場していました。

ランニングを通じて人々がつながり、ランニングカルチャーを体感できる貴重な機会だったことは間違いなかったです。

ランシューズの試し履きやグループランイベントまで。

ランニングギアの販売ブースだけでなく、シューズブランドの試し履きができたり、眺めが素晴らしいレインボーブリッジ周辺を走るグループランや親子レースも実施され、会場には競技大会とも違った笑顔と空気が流れていました。

ALTRA

ランナーにお馴染みのALTRA(アルトラ)の試し履きブースも設置されていました。Vibram® MegaGripを搭載した「LONE PEAK 9+」や登山でも安心の「OLYMPUS 6 HIKE GTX」をはじめ、ダイヤルを回してフィット感を高められる「TIMP 5」のBOAシステムも実際に体験できました。

BROOKS

BROOKS(ブルックス)のブースでは、2024年10月に先行発売し即完売、人気モデルとなった厚底ソールが特徴の「GlycerinMAX」をはじめ、高額だけど機能は間違いない本物を体感できる貴重な機会でした。

KARHU

フィンランドで100年以上の歴史を持つスポーツシューズブランドKARHU(カルフ)。ポップなカラーリングが特徴ですが、見た目だけでなくブランド独自のテクノロジーであるフルクラムがランニングシューズには搭載されているそうで欧州では知名度の高いブランド。

ランニング文化の起点がここにあった!

この他にも、ポッドキャストの公開収録も行われていて、場の熱量をより多くの人とつながるコンテンツも充実。ファッションとカルチャーが交わるこの場には、都市型ランナーたちの新しい風景がありました。

halo commodity

GO OUT本誌(25年1月号)のBRAND PICK UPでも登場した帽子専門ブランド。代表の川野さん自身が山遊びとフライフィッシング好きということで、今回は、ヤマメとクマのキャップがラインナップ。トレイルランとかで被ってみたい。

UJMT.

山が好きで長野に移住したというご夫婦が創るUL登山ギアのガレージブランド。このシューズケースはタイベックというULギアの代表格の素材で撥水性も高いけど通気性もあるのが特徴で、濡れたり汚れたりしたトレイルランシューズの収納に役立ちそうでした。

ブランドオーナーさんと対話して思わず購入したギアたち。タヌキのソックスは購入予定でしたが、それ以外は実際に会場でアイテムに触れてみて、かつ商品の誕生秘話や理想の使い方なんかを聞いているうにうちに財布の紐が緩んいました。

様々なスタイルで開場を待つ来場者の行列を見た時から「これは面白そうなイベントに来てしまった!」というワクワクがとまらなかったわけですが、開場すると、お気に入りブランドへ直行する人、イベント来場者同士で挨拶をかわす人たち、入り口付近で記念撮影をする人など、文字通り「祭り」といった言葉がピッタリな雰囲気でした。

もうすでに来年の開催が待ち遠しい「春のタヌキ祭り」は、東京のランニングカルチャーの「現在地」を着実に更新していました。

Report &Text/Shingo Sakai

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