荷室に趣味のギアやシゴトの道具を積み込んで、街乗りからロングドライブまでちょっとハードにも乗って、ワンボックスをタフに使いこなす。そんな達人たちの愛車との現場にお邪魔して、相棒といえる存在との付き合いを垣間見せていただきました!!
セルフカスタムでラフに仕上げたボンゴは、アソビもシゴトも楽しませてくれる1台。(’06 MAZDA BONGO VAN)
OWNER:山田真吾/Lydlys デザイナー
購入:2023年/中古車販売店
豊富な積載力を求め、昨年末にスバルのフォレスターからマツダのボンゴの乗り換えた山田さん。「キャンプも好きだし、野外イベントで彫金のワークショップもするから、そのあたりのギアを積み込めるクルマが欲しかったんです。ハイエースもいいけど、ジブンでいろいろカスタムしたかったから、比較的リーズナブルに入手できる中古車のボンゴにしました。これなら気軽にいじれそうだなって」。
早速、外装をグレーにオールペンして、荷台を板張りにするなど、アソビでもシゴトでも使える1台に仕上げた。
「あまり汚れやキズが気にならないよう、ラフなカンジにしました。それでも床板の下に断熱材を入れているし、カーテンもあるから車中泊も快適。ただ、じつは見た目以上に車内がコンパクトなんですよ。一応6人乗りだけど、実際に6人乗るとめちゃくちゃ狭い…‥。でもそういう旅が1番楽しかったりします(笑)」。
積載力だけでなく乗り心地にも大満足!!大型植物の運搬用に入手したハイエース。(’19 TOYOTA HIACE)
OWNER:天野 慶/Yard Works 代表
購入:2019年/カーショップグッド
植栽やランドスケープのシゴトを通して、大小さまざまなクルマを乗り分けている天野さん。そのなかでもっとも活躍しているのが、スーパーロング&ハイルーフ仕様のハイエース。
「高さがある植物や、大きな機材も積み込めるワンボックスが欲しくて、とにかく積載量重視で選びました。でも実際に乗ってみたら、運転もめちゃくちゃ快適。ハイエースってこんなに乗り心地がいいのかって驚きました。長距離移動することも多いから、かなり重宝しています」。
天野さんのシゴト現場は全国におよび、北海道や鹿児島もこのクルマで訪れている。「じつはシゴト用のクルマとして、メルセデス・ベンツのトランスポーターも所有しているけど、こっちのほうが圧倒的に乗りやすくて便利ですね。実用性で考えたら最高のクルマですよ。あまりにも使い勝手がいいから、ホンキで2台目を購入しようか検討しているところです」。
車中泊カスタムを施したレジアスエースは、どこでもシゴトができるモバイルオフィス。(’12 TOYOTA REGIUS ACE)
OWNER:松田隆史/CAMP HACK 編集長
購入:2020年/フレックス ハイエースベース
キャンプの延長で楽しめる車中泊カスタムを施したレジアスエースを、モバイルオフィスとしても活用している松田さん。
「遠方のロケが多く、前乗りするうちに車内でシゴトをすることが増え、気がつけば移動式のワークスペースになりつつあります。後部座席に座ってパソコンやタブレットを並べると、会社のデスクと大差ないし、オンライン会議もやりやすい。むしろ環境によっては、車内のほうが集中できることもあります」。
もちろん、オフの日は家族でドライブを楽しみ、快適な車中泊の旅を満喫しているが、最近ちょっとした悩みが。「ウチは4人家族だけど、子どもが大きくなってきて、そろそろスペース的に限界になりそうで……。できればポップアップルーフにしてみたいけど、カスタムする費用を考えると、とりあえずしばらくは、いまのルーフキャリアにソロテントを張るスタイルになりそうですが(笑)」。
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