街ではカッコよく、フィールドでは頼もしく、そして個性的に。そんなルックスもユーティリティもバッチリなクルマ選びは、そのヒトなりのライフスタイルにおける相棒探しといえますよね。
今回は、カテゴリーにとらわれないフラットな目線で愛車選びをしているオーナーさんたちをレポート。オーナーだからこそわかる愛車の魅力をお届けします。
街乗りを考慮してラージSUVから、個性派コンパクトSUVに乗り換え。(HONDA/’03 ELEMENT)
OWNER:横井英光さん/会社員
購入:2018年/中古車販売店(マスダオートフルハウス)
月に2〜3回は家族でキャンプに出掛けるというアウトドア好きな横井さん。横井さんの愛車は、ホンダのアメリカ法人が2002年から2011年まで製造販売したエレメントだ。
「ヒトとあまり被らないクルマを探していたところ、コンディションの良いエレメントが運良く見つかったので、これにしたんです。コンパクト車とはいえラゲッジスペースも十分に広くて、子どもと一緒に車中泊もできるので満足していますよ」。
購入の決め手は、英国車らしい上品なルックスと純正カラー。
(LANDROVER/’16 DISCOVERY 4)
OWNER:月岡 徹さん/tensix クリエイティブプロデューサー
購入:2019年/個人売買
様々なブランドやメーカーのプロモーションやイベントに携わる月岡さんの愛車は、オーダーメイドモデルのディスカバリー4。LAで走っているのを見かけてひと目惚れして以来、国内で探していたら偶然にも身近な友人が乗っていたとか。
「英国車らしい上品なルックスと、純正のナラブロンズカラーに惹かれました。ほぼ前オーナーのオーダーだけど、ボク的にも理想でした。ジブンではグリルの色を変えたくらいですね」。
新作アイテムを乗せて日本各地を巡る、“and wander MOBILE VAN”始動!
(CHEVROLET/’80 STEP-VAN P10)
OWNER:池内啓太さん/and wander デザイナー
購入:2020年/個人売買
おなじみのアンドワンダーが、今季より導入した移動販売車がこちらのand wander MOBILE VAN。
「直線的で無骨な外観と、レトロで少し間の抜けたフロントフェイスに強く惹かれました」と選んだベース車両は、アメリカンヴィンテージカーのシボレーステップバンP10。
内外装には様々なカスタムが施されているが、重厚感のあるアルミ削り出しのシルバーボディは、タフさがありながらもモード感を大切にするブランドの世界観を表現しているとか。
「このクルマに定番や新作のアイテムを乗せて、四季折々の表情を見せる日本各地のキャンプ場や登山口に出向きたいと思っています」。
軍用車の雰囲気を残す、80年代後期のゲレンデにひと目惚れ。(MERCEDES-BENZ/’87 GELANDEWAGEN 230GE)
OWNER:西野大士さん/にしのや代表
購入:2019年/専門店(ベリス)
パンツ専業ブランド、ニートのデザイナーとして活躍する西野さんが昨年末にランクル70から乗り換えた1台は、80年代後半のゲレンデヴァーゲン。
「四角いSUVが好きで、旧いゲレンデをずっと探していたんです。それで出会ったのがこの初代ショートモデル。内装も含めてほぼ純正で、ゲレンデのルーツとなる軍用車的なギミックも残っているんですよ。そのあたりにも惚れ込みました」。
Photo/Fumihiko Ikemoto、Sosuke Shimizu
Report & Text/Masatsugu Kuwabara
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