「いつもお腹が張っていてつらい」「トイレでがんばってもスッキリしない」…女性のおよそ3割が悩んでいるという便秘。そんな便秘解消に効く飲み物があります。それがビールとハチミツ牛乳です。なぜ便秘に効く飲み物なのか、そのメカニズムを見ていきましょう。
便秘に効く飲み物は空腹時のビール
ビールが便秘に効く飲み物なのは、ビールが胃酸の分泌を促すとともに、ガストリンというホルモンの分泌を促すため。すると胃腸の動きが活発になって消化がよくなるからです。
ビールを飲むタイミングとしては、空腹のときに最初の1杯をクッと飲むのが一番効果的。ただし、ビールは適量、350ml缶で1～2本ほどになります。
ビールが便秘に効く飲み物には、ハチミツ牛乳もあります。ハチミツ牛乳はコップ1杯の牛乳に、スプーン1杯のハチミツを加えたもの。牛乳に含まれる乳糖、ハチミツに含まれるオリゴ糖は、とぢらも消化に時間のかかる食材です。
便秘に効く飲み物にハチミツ牛乳
消化に時間がかかるということは、濃い状態のまま大腸に届くということ。すると、これを薄めようとしてたくさん水分が出てきます。これによって便秘が解消。これがハチミツ牛乳が便秘に効く飲み物になるメカニズムです。
なお、便秘に食物繊維がよいといいますが、便秘の予防にはたしかに効果的。しかし、便秘で非常に困っている人は食物繊維を食べるとさらに詰まってしまう可能性があります。余計にお腹が苦しくなるのです。
便秘のときには消化のよいものを食べるのがおすすめ。おかゆやうどん、そばなどです。そして、詰まったものが出てから、食物繊維を食べるようにしたほうがよいでしょう。
