人間本来の呼吸は鼻呼吸。口呼吸は間違った呼吸法です。このため、口呼吸を続けていると免疫力が低下。結果的に長生きできません。そこで、まずは自分が口呼吸かどうか簡単にチェック。そのうえで、誰でも簡単にできる口呼吸の治し方を紹介しましょう。
口呼吸している可能性をチェック
呼吸を意識して行っている人はほぼ皆無。もしかしたら、知らず知らずのうちに口呼吸になっているかもしれません。そこで、ふだん口呼吸になりやすいかどうかのチェック方法を紹介しましょう。
軽く口を閉じたとき、自分の舌の先がどこにあるかを確認してください。舌の先が下の歯の裏にある人は、口呼吸している可能性が高いのです。というのも舌は本来、上あごにぴったりくっ付いている状態が正常な位置になります。
舌は軽く口を閉じたとき、上の前歯の少し上あたりが本来の正しい位置です。そして、このように上あごに舌が付いた状態というのは、口が開けにくい状態。これでは口で呼吸ができないのです。
口呼吸を防ぐサージカルテープ
ところが、口呼吸の人というのは自然と口が空いてしまいます。逆にいえば、口呼吸の人は舌の位置が下がってしまっている状態ということ。これは、口を閉じるための筋肉が衰えてしまっていることが原因です。
そんな口呼吸の治し方は、寝るときに意識的に鼻呼吸をすること。おすすめはサージカルテープで口を閉じることです。ドラッグストアなどで売られている、ガーゼなどを貼り付けるためのテープになります。
サージカルテープを3~5㎝ほどの長さに切って、口をふさぐようにタテに貼るだけです。このテープを貼ったまま寝てしまいましょう。これが、免疫力を下げる睡眠時の口呼吸の治し方です。