インナーマッスルを鍛えるにはドローインが効果的です。ドローインは、お腹をへこませた状態をキープするエクササイズ。腹横筋という腹筋のインナーマッスルが強化されます。そして、インナーマッスルを強化するなら、3種類のドローインを組み合わせたメニューがおすすです。
インナーマッスルで姿勢が維持
腹横筋は全身の中でも重要な役目を果たすインナーマッスル。というのも、全身の骨格を見たときに、もっとも不安定なのが腹部です。背骨1本で上半身と下半身を支えています。
この大きな空間を支えているのが腹横筋。背骨から始まって腹部をぐるっと囲って背骨に続いています。このインナーマッスルがしっかり働くことで、全身の姿勢や安定感が維持されているのです。
そんなインナーマッスルを強化するための3種類のドローインを紹介しましょう。1つめのメニューで小さな動きを15回反復、2つめのメニューで大きな反復動作を15回、3つめのメニューで収縮を15秒キープ。これを3セット行います。
インナーマッスル強化メニュー
1つめのインナーマッスル強化メニューは、仰向けになって両足を腰幅に開き、ひざを90度に曲げます。両腕をハの字に体を支えたら、鼻からを息を吸ってお腹を最大限ふくらませたら、口から息を吐きながら最大限へこませるのです。
2つめのインナーマッスル強化メニューは、うつ伏せで両肘を肩の真下につき、両足を腰幅で伸ばしてつま先立ちしてフロントブリッジします。この体勢で鼻から息を吸いながらお腹を最大限ふくらませ、口から息を吐きながら最大限へこませるのです。
3つめのインナーマッスル強化メニューは、うつ伏せになって両足を揃えて床と垂直にまっすぐ上げたら、少しずつ下ろします。腰が反らない60度くらいの角度で止めたら、状態を起こして両腕を足と平行伸ばすのです。