腹筋を鍛えるといえば、仰向けになって上体を上げ下ろしする腹筋運動をイメージする人が多いでしょう。しかし、腹筋を鍛える筋トレはわざわざ仰向けにならなくてもOK。立ったままでも実践できるのです。立ったまま腹筋を鍛える筋トレのやり方を紹介しましょう。
腹筋を鍛える立ったまま筋トレ
立ったまま腹筋を鍛える筋トレは、まず足を肩幅に開いてひざを軽く曲げ、下半身を安定させます。足が開かないようにひざとつま先は正面に向けてください。下半身が安定しないときは、足を肩幅より少し広めに開きます。
顔はまっすぐ正面を向いて、両手を頭の後ろに添えたら準備完了。これが基本姿勢になります。この体勢からゆっくりと背中を丸めて、腹筋に負荷をかけていくのです。
下半身を固定して、腰を曲げないようにして背中を丸めていきます。このとき、首を下げて目線はおへそを見るようにしてください。戻すときも腹筋に負荷をかけたまま、ゆっくり戻ります。
腹筋を鍛える負荷はやや軽め
立ったまま腹筋を鍛える筋トレは10回が目安。腰を曲げてしまうと腹筋に負荷がかからないので、常に背中を丸める意識を持つことが腹筋を鍛えるポイントです。
なお、手や方に力が入っていると、首を痛めたり正しい動きができなくなります。意識するのは腹筋だけ。それ以外の部位はリラックスさせて行います。
腹筋を鍛える筋トレは寝そべって行うのが面倒なところ。腹筋を鍛える負荷はやや軽めになっていますが、そのぶんオフィスの空き時間などを使っていつでも筋トレできるというわけです。