小豆ダイエットは、食事の前に「あずきスープ」を飲むだけ。小豆ダイエットのポイントは、通常なら捨ててしまう小豆の煮汁にあります。小豆のポリフェノールは、煮汁にほとんど溶けだしてしまっているからです。小豆ダイエットで飲むあずきスープの作り方を紹介しましょう。
小豆ダイエットは煮汁であずきスープ
小豆ダイエットで、煮汁を捨てることなくあずきスープにするのに利用するのが魔法瓶です。魔法瓶に乾燥小豆を50g入れます。そこに、塩少々とコンソメキューブ1粒を投入。最後に熱湯400mlを入れます。
魔法瓶にふたをして軽く振ったら、横にした状態で一晩放置するだけで完成です。だいたい6~7時間ほど寝かせるようにしてください。翌日には、小豆のポリフェノールがぎっしり詰まったスープが完成しています。
実際、あずきスープを容器に出してみると、思った以上に黒く色がついた状態。ちょっとおしるこっぽい印象です。飲んでみた感想としては、甘くないおしるこ。おいしくもなく、まずくもなく…といったところです。
残った小豆にも驚きのダイエット効果
さらに、スープを出したあとに残った小豆にも、驚きのダイエット効果があります。小豆で注目すべきは、食物繊維です。100gに含まれる食物繊維の量は、ごぼうの3倍、さつまいもの8倍に匹敵します。
食物繊維は体内では消化も吸収もされず、水分を吸収して数倍から数十倍に膨張。腸を刺激して便通を促してくれるのです。小豆に含まれる食物繊維は体内の老廃物を外に出すとともに、腸内環境を整えてくれます。
スープの残りの小豆は、ひき肉代わりに料理に使うのがおすすめ。餃子のタネに入れたり、ミートソースに入れたり、はたまたハンバーグにしたりするとよいでしょう。