筋トレで筋肉をつけても、そのうえに体脂肪がたっぷり乗っていては体型はなかなかスリムにはなりません。とくに皮下脂肪は筋肉の外側にあるため、体脂肪を落とすことも大切です。そこで、筋トレで有酸素運動のように体脂肪を燃やす方法を紹介します。それがサーキットトレーニングです。
筋トレを有酸素運動に変えて脂肪燃焼
運動のおもなエネルギー源となっているのは糖質と体脂肪です。ここで筋トレは、糖質をメインに使う運動。筋トレは基本的に、体脂肪を燃やす効果は低い運動なのです。
体脂肪を燃やす効果が高いのは、ウォーキングやジョギングといった有酸素運動になります。ここでサーキットトレーニングは、筋トレを有酸素運動に変えて体脂肪の燃焼を促してくれるのです。
サーキットトレーニングとは、5種目以上の筋トレを休みなく続ける方法のこと。5種目の筋トレを行うとき、通常は1種目ずつ3セット行うのが通常です。これはセット法と呼ばれるもの。1種目が3セット終わってから、次の種目の3セットに進みます。
筋トレしながら有酸素運動と同じ効果
これに対して、サーキットトレーニングは5種目を1サイクルとして筋トレ。1サイクル行ったら、60秒ほど休んでから2サイクル目を行います。こうして3サイクルすれば、5種目3セットこなしたことになるわけです。
ここでセット法は、セット間に60秒ほどのインターバルをとる方式。一方のサーキットトレーニングではサイクル間のインターバルのみで、種目と種目の間は休みをとりません。
このため、サーキットトレーニングは休憩を入れないで休みなく続けるため、心拍数が高くキーうされます。このため、筋トレしながら有酸素運動と同じように体脂肪が燃やせる効果が出るのです。