ドローインとは英語で「息を吸う・引っ込める」という意味。ドローインは空気をゆっくり吸い込んでお腹をふくらませ、ゆっくり息を吐きながらお腹をへこませるのが基本。ドローインがお腹引き締めに効果絶大なのは、腹横筋や腹斜筋、脊柱起立筋、腸腰筋などを鍛えられるからです。
ドローイン効果を意識しやすくなる
ドローインは、呼吸に合わせてお腹の筋肉を動かすだけの簡単な動作。とはいえ、ドローイン効果は正しいフォームで行ったときにこそ最大化するものです。知ったつもりで間違ったドローインをしていないか、いま一度確認しましょう。
効果が最大化する正しいドローインは、足を骨盤の幅に開いて、背すじを伸ばしてスッと立った姿勢で行うもの。この姿勢で3秒かけてゆっくりと鼻から息を吸い込み、お腹をふくらませます。
続いて、3秒かけてゆっくりと口から息を吐き出しながら、お腹の筋肉をグッと縮めるのです。ドローイン効果を意識しやすくなるので、体が覚えるまではお腹に手を当てるとよいでしょう。
ドローイン効果を最大化する筋トレ
ドローインの正しいやり方をマスターしたら、ドローイン効果を最大化する筋トレも覚えておきましょう。ドローインで腹圧をしっかりかけることで、お腹の前面にある腹直筋を鍛えることができます。
仰向けになってひざを90度に曲げて、肩と腰、足裏を床につけたら準備完了。療法の手の平をわき腹に乗せ、お腹をしっかり意識して、息を口からゆっくり吐きながら3秒かけて上体を起こします。
このとき、方は床から浮くように上げますが、ひじは床につけたまま。目線はおへそのあたりを見ます。3秒キープしたら、ゆっくり元の位置に戻って1セット終了。これを10セット繰り返してください。