ダイエットで摂取カロリーを減らす努力をする人はいても、筋トレがどのくらいの消費カロリーかを把握している人は少ないはず。たとえばビール350mlが100lcalくらいと知っていても、そのぶん同じだけの消費カロリーの筋トレかはほとんどの人は答えられないでしょう。
筋トレの消費カロリーを把握する
もし筋トレの消費カロリーを把握していれば、ちょっと食べ過ぎたと思ったら、食べ過ぎたぶんだけ筋トレすることが可能になります。すなわち、筋トレの消費カロリーを把握すれば効率的に痩せられるのです。
ちなみに、100kcalの摂取カロリーに相当する食べ物は、コーラなら200ml相当。アジの塩焼きや冷奴、焼き鳥2本などが100kcal相当です。
一方の筋トレの消費カロリーで把握しやすいのが、腕立て伏せやスクワット、クランチ、ヒップリフトの4種目。いずれも15回×3セットで50kcal相当になります。すなわち、このうち2種目の筋トレをすれば消費カロリーは100kcalです。
筋トレの消費カロリーを高める
腕立て伏せは、両手をやや広めにして胸を床ぎりぎりまで落とす筋トレ。腕は3秒で曲げて3秒で伸ばすように、ゆっくり行うのが消費カロリーを上げるポイントです。
スクワットもひざの曲げ伸ばしは3秒ずつかけます。仰向けになって上半身を起こすクランチも上げ下げに3秒ずつかけますが、背中の下部は床につけたままで背中を曲げるようにして行うのがポイントです。
ヒップリフトは仰向けの姿勢から、息を吐きながら腰を高く持ち上げる筋トレ。息を吸いながら元に戻ります。やはり腰の上げ下げに3秒ずつかけることで、消費カロリーを高めるようにしましょう。