臭い玉の原因となるドライマウスかのチェック法

いくら口内ケアをしても口臭が改善しない人は、臭い玉に原因があるかもしれません。臭い玉は口の中からポロリと出てくる白い塊。つぶすと悪臭を放ちます。そんな臭い玉の原因となるのがドライマウス。そこで、臭い玉の原因となるドライマウスかどうかをチェックする方法を紹介しましょう。

細菌の死骸の臭い玉が口臭の原因

臭い玉とは、ノドの奥の両側にある扁桃にできる白い塊。じつは扁桃の表面には、直径3～4ミリの穴が20～30個空いています。この穴で、ノドに入ってきたウイルスや細菌をキャッチして、体を守っているのです。

このウイルスや細菌の死骸が塊となってできるのが臭い玉。死骸ですから空気に触れると口臭の原因になります。臭い玉は飲み込んでしまって体内に入ったり、痰と一緒に体外へ排出されるのが通常です。

しかし、唾液が減少してくると臭い玉が溜まりやすくなります。ここで唾液には2種類が存在。ものを食べたり匂いを嗅いだときに分泌されるサラサラの刺激唾液と、口を動かさなくても24時間常に分泌されるヌメヌメの安静時唾液です。

ここで臭い玉が溜まってしまうのは、安静時唾液の減少が深く関係しています。そして、安静時唾液が減少した状態がドライマウス。つまり、臭い玉の原因はドライマウスにあるのです。

唾液は通常1日に1～1.5リットル出ています。それがドライマウスになると500㏄まで減少。そして、ドライマウスはおもに加齢によって引き起こされます。そのほか、口呼吸によってもおこるもの。そこで、自分がドライマウスがどうかを簡単にチェックする方法を紹介しましょう。

次のの5つの中に当てはまるものをチェックします。「口の中がネバネバして話しづらい」「乾いた食べ物が食べにくい」「食べ物の味がわからない」「ノドや舌がよくヒリヒリ痛む」「唇がよく荒れる」です。1つでも当てはまると、臭い玉の原因となるドライマウスの可能性があるのでした。

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