グレープフルーツの剥き方はいろいろ。袋まできれいに取って盛り付けたり、皮ごと半分に切ってスプーンですくったり…。そんなグレープフルーツの剥き方は、皮の内側や房にある袋やスジなど白い部分を残すのが正解です。グレープフルーツの健康効果は剥き方で大きく変わってきます。
グレープフルーツの剥き方は好み
さまざまなグレープフルーツの剥き方がありますが、少なくとも皮は剥いて食べるのが一般的。ただし、皮の内側の白い部分や房にある袋やスジを取るかは好みがわかれるところでしょう。
そこで、グレープフルーツの剥き方について、その健康効果の視点からどうすべきかを考えてみました。まずグレープフルーツのほか、みかんやレモンなど柑橘類には、ペクチンをはじめとする水溶性食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維の健康効果はよく知られているところ。ただし、食物繊維には大きく2種類あって、それぞれ効果が違っています。食物繊維には、水に溶けない不溶性食物繊維と、水に溶ける水溶性食物繊維の2種類があるのです。
グレープフルーツの剥き方の正解
水溶性食物繊維の効果は腸のなかで便のすべりをよくすることです。するりとした便を作ります。また、水溶性食物繊維は糖質や脂質の吸収を抑制する働きがあり、肥満解消に効果的です。
また、グレープフルーツには不溶性食物繊維もバランスよく含まれています。不溶性食物繊維は腸のぜん動運動を活発にして便意を促進。便秘にも下痢にも穏やかな整腸作用を発揮するのです。
ここで、グレープフルーツで食物繊維が多く含まれているのは皮の内側の白い部分やスジ、房の袋など。このため、グレープフルーツの剥き方は、白い部分をなるべく残すことが正解だったのです。スジや袋を残さないと健康効果がなくなってしまうのです。
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