シックスパックには激しい腹筋運動が不可欠と思っている人も多いはず。しかし、大きな動きを伴わずとも腹筋を効果的に鍛える方法があります。それがアイソメトリクスというトレーニング。一定の姿勢で最大筋力を発揮する方法です。シックスパックに効果的な腹筋アイソメトリクスを紹介しましょう。
シックスパックにアイソメトリクス
一般的な筋トレは重量物の上げ下げや四肢の曲げ伸ばしなど、負荷をかけて関節を動かします。一方、アイソメトリクスは関節を動かさずに、一定の姿勢をキープしたまま力を入れる筋トレです。
アイソメトリクスは関節の動作を伴わないため、筋肉の伸び縮みもありません。両手を胸の前で押し合って大胸筋を鍛える方法としても知られています。ただし「全力で7秒間力を入れる」「1日に3~5回繰り返す」ことがポイントです。
このアイソメトリクスはシックスパックのための腹筋の筋トレにも応用可能。激しい動きを伴わないため、ちょっとした時間を利用してトレーニングできることも魅力です。むしろシックスパックには腹筋アイソメトリクスが効果的かもしれません。
シックスパックにひねって最大筋力
シックスパックのための腹筋アイソメトリクスのポイントは、ひねった状態で最大筋力を発揮すること。このため、シックスパックを形作る腹直筋だけでなく、腹斜筋や腹横筋を引き締めることが可能です。
やり方は、両足を肩幅に開いて立ったら、両腕を肩の高さにまっすぐ伸ばします。この体勢から上半身を右側に向けてお腹を最大限にひねるのです。このとき、お腹をへこませるようにするとシックスパックへの効果がアップします。
お腹を最大限にひねることで、腹直筋などの腹筋群が最大筋力を発揮。そのまま7秒キープするのです。同じように、左側に上半身を最大限ひねったら7秒キープ。左右それぞれ3~5回行います。
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