お腹痩せにはドローインが効果的です。というのもドローインによってインナーマッスルが活性化するからです。インナーマッスルが活性化すると、それ自体がコルセットの役目となってお腹痩せを促進するだけでなく、姿勢がよくなることで消費カロリーがアップ。お腹の脂肪が落ちやすくなるのです。
インナーマッスル活性化にドローイン
「ドローイン」はお腹痩せのエクササイズとして知られています。ドローインとは英語表記で「draw-in」、日本でいうと「引き込む」という意味。その名のとおり、お腹を引っ込めるエクササイズになります。
ドローインでもっとも使われるのがお腹のインナーマッスル。なかでも腹横筋と呼ばれる、腹筋の中でも一番深層にあるインナーマッスルが使われます。ドローインでお腹痩せできるのは、このインナーマッスルの活性化に理由があるのです。
インナーマッスルの活性化によるお腹痩せには、2つのメカニズムが働いています。ドローインでもっとも刺激の入る腹横筋は、お腹をぐるりとコルセットのように包んでいる筋肉。活性化することでお腹痩せ効果を発揮するのです。
インナーマッスル活性化で姿勢が改善
さらに、ドローインで腹横筋をはじめとするお腹のインナーマッスルが活性化すると、ふだんの姿勢が改善します。よく動かす部分には脂肪がつきにくいので、お腹の脂肪が落ちやすくなるのです。
そこで、お腹のインナーマッスルを活性化するドローインのやり方を紹介しましょう。立った姿勢で大きく息を吸ったら、息を吐きながら胸を張って背筋を伸ばし、お腹全体をできるだけへこませます。
呼吸は止めずそのまま続けながら、へこませた状態をキープしてください。へこませる時間は長ければ長いほど効果的。最初は5~10秒でもかまいません。それを30秒~1分とキープ時間を長くしていくのです。
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