リップクリームを塗ってもなかなか治らない唇のひび割れ。冬の乾燥でカサカサになった唇には、リップクリームが欠かせません。しかし、カサカサ唇には空気の乾燥以外にも原因があります。しかも、唇カサカサはリップの塗り方を変えるだけで治すことができるのでした。
唇がダメージを受けてカサカサ
まずは街頭でリップクリームを塗る回数を聞いてみます。女性31名に聞いたところ、1日にリップクリームを塗る回数は平均で10回でした。はたして、理想的な回数は何回なのでしょうか?
専門医によるとリップクリームは1日2~3回塗るのが理想。多くても5回まで。唇が乾燥しないために塗っているリップクリーム。それをたくさん塗り直すことがなぜいけないのでしょうか。
じつは塗り直してでこする行為によって、唇にダメージを与えてしまうのです。というのも、スティックタイプのリップクリームは、低い温度で保管していると先端が硬くなってしまうことがあります。そんなリップクリームを何度もこすりつけることで、デリケートな唇の粘膜がダメージを受けてカサカサになるのです。
カサカサ唇を治すリップの塗り方
過剰な塗り直しは、唇が持っている本来の治癒力を衰えさせてしまいます。唇が渇けば、人間の体は治癒能力で水分を補給するものです。これが何度も塗り直して過剰な保湿が続くと、水分を送らなくてよと判断。さらにカサカサになります。
そこで、リップクリームの塗り方を変えるだけでカサカサ唇を治す方法を紹介しましょう。それは、唇のシワに沿ってタテにリップスティックを塗るのです。
ほとんどの人はリップクリームを塗るとき、唇の端から端へと横に塗ってしまいます。しかし、横塗ではシワの奥にクリームが届かないだけでなく。シワを引っ張ってひび割れを助長してしまうのです。
リップクリームをタテにやさしく塗れば、シワの奥にクリームが届きやすくなります。しかも、引っ張られてシワが裂ける心配もありません。1日2~3回を目安にリップクリームを塗るようにしましょう。
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