ランニングは代表的な有酸素運動。ウォーキングに比べて消費カロリーも高いうえに、地面を蹴ったり着地したりする刺激で筋肉のも刺激が加わります。筋トレ効果も期待できる有酸素運動です。ただし、過度のランニングは消費カロリーがまかなえずに筋肉が分解される可能性があります。
ランニングの消費カロリーは高い
ランニングで注意しなければならないのがランニング中毒といわれる症状。ランナーズハイとは比較的ゆっくりしたペースでランニングを続けると、疲れを感じなくなったり気持ちが高揚したりする感覚です。
脳内の神経伝達物質であるエンドルフィンの分泌によって、疲労や痛みの感覚をブロックすることが理由と考えられています。体が疲れているにもかかわらず走り続けてしまうと、体を痛めつけることになるでしょう。
しかも、ランニングの消費カロリーはウォーキングに比べて格段に高いもの。過剰なランニングを行うと、筋肉が分解されてしまう可能性があります。ランニングの消費カロリーをまかなえず、筋肉のタンパク質が分解されるのです。
ランニングの消費カロリーで不健康
実際、長距離走の選手がトレーニングで注意しなければならないのはオーバートレーニングです。過度のランニング練習を行うことで、筋肉が極端に細くなってしまう危険性があります。
たとえば、ランニング後に歩いて変えるのもツライという場合には、筋肉を分解して体を痛めている可能性があるでしょう。筋肉が細くなるのを防ぐために、筋トレを練習に取り入れている選手がいる歩です。
いずれにしても、ランニングは健康を維持することが目的。ランニングの消費カロリーを甘く見ていると、逆に不健康になることもあるのです。運動はランニングだけというのは、避けたほうがよいでしょう。
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