階段を下りたときのひざの痛みは誰にでも経験があるはず。こうしたひざの痛みは変形性ひざ関節症になります。ひざの痛みを改善するなら減量するのがもっとも効果的です。そこで、変形性ひざ関節症のひざの痛みを改善する、お風呂上りに行うとよい体操のやり方を紹介しましょう。
ひざの痛みは軟骨のすり減りが原因
階段を下りたときにひざの痛みというのは、40歳以上にアンケートを取ると出てくる典型的な痛みの症状です。歩き始めにひざの痛みが出ることが多く、ひざがまっすぐに伸ばせない、正座が痛くてできないといった症状もあります。
階段を上るときにも痛みは出ますが、下りたときのほうがひざに力がかかるので、痛みが出やすいのが特徴です。こうしたひざの痛みは、軟骨のすり減りが原因になります。いわゆる変形性ひざ関節症です。
変形性ひざ関節症というのは、衝撃を吸収する軟骨が加齢とともにすり減ることが原因になります。そして、陥りがちなのが、痛いので動かさないことによって筋肉や靭帯が硬くなること。体重も増えたりして悪循環に陥ります。
ひざの痛みを改善する体操のやり方
こうした階段を降りるときに出るひざの痛みの対処法は、まずは体重を減らすことです。だいたい3㎏ほど減らせば、多くの人がひざの痛みが楽になります。また、ひざを伸ばすようにすることもひざの痛みの対処法です。
そんなひざの痛みを改善する、お風呂上りに実践する体操のやり方を紹介しましょう。まずお風呂に入ったらひざをよく温めます。すると、ひざの関節や筋肉の組織がやわらかくなり、伸ばしやすい状態になるのです。
お風呂から出たら椅子に座り、つま先を天井に向けるようにしてゆっくりひざを伸ばしましょう。伸ばしたら10秒間キープ。これを片足5~10回ずつ、両足で行います。これで筋力と柔軟性がついてくれば、ひざの痛みの軽減に効果が出てくるでしょう。
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