乾燥シーズンでもないのにかかとのガサガサが治らないのは、もしかしたら水虫が原因かもしれません。じつは「かかと水虫」という病気があるのです。保湿クリームを塗ってもかかとのがさがさが治らないなら水虫を疑ったほうがよいかもしれません。合わせて水虫の予防方法も紹介しましょう。
かかとのガサガサは水虫の可能性
かかとのガサガサを乾燥が原因と決めつけるのも危険。じつは水虫の可能性もあります。かかとの角質で水虫が増殖する「かかと水虫」という病気があるのです。水虫が原因の場合は、削ってもクリームを塗っても治りません。
かかと水虫が怖いのは、普通の水虫のようにかゆみが出ないこと。気づかぬうちに水虫菌が足全体に広がって、ひび割れや痛みで歩けなくなることもあります。乾燥シーズンでもないのにかかとのガサガサが悪化している人は要注意。保湿クリームを塗ってもカサカサが治らないという人も危険です。
そもそも水虫の原因となるのはカビの一種。水虫は白癬菌が皮膚に住み着いておこる病気です。感染している人の皮膚から水虫菌は広がります。
水虫は薬指と小指の間をよく洗う
水虫菌は高温多湿を好むため、多くの人が同じものを利用するお風呂場などの足拭きマットは危険です。公共施設のスリッパも要注意。爪切りやペットからも感染するなど、水虫菌の繁殖力にはすさまじいものがあります。
そんな水虫の予防方法は1日1回、足を洗うだけ。外で水虫菌を付着して帰ってきたとしても、1日以内に洗えば感染には結び付きません。水虫菌が感染するまでには24時間程度かかるからです。
水虫予防の足の洗い方のポイントは、薬指と小指の間をていねいによく洗うこと。水虫菌はこの指の間に付着しやすいからです。また、指と指が密着しているため、水虫リスクも高くなります。ここから感染するケースがもっとも多いのです。
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