「ダイナースクラブ フランス パティスリーウィーク2025」が、2025年7月1日(火)から7月31日(木)まで開催されます。今年は「サントノレ」をテーマに、北海道から沖縄まで過去最高の310店が参加。昨年好評だった「スイーツ名言&推し活」企画や、令和6年能登半島地震による被災地支援のための「北陸支援企画」を実施。新たに「子ども食堂への支援活動」にも取り組むようです。都内の注目店を紹介します。
公爵の王冠に見える「サントノレ」は1度に4つの食感を楽しめる
5月27日に都内で開催されたイベントのプレス発表会
5月27日に都内で開催されたプレス発表会では、フランス菓子研究家 大森由紀子さんをMCに迎え、在日フランス大使館文化部次席参事官 兼 アンスティチュ・フランセ日本副代表のご挨拶や、注目シェフ5名によるスピーチなどが行われました。
登壇した参加店のシェフたち (上の写真、左から順番に)
東京・麹町「PATISSIER SHIMA」島田徹氏
東京・都立大学「アディクト オ シュクル」石井英美さん
東京・経堂「フレデリック・カッセル」上久保春華さん
フランス菓子研究家 大森由紀子さん
東京・調布「feuquiage」畠山和也氏
東京・清澄白川「EN VEDETTE」森大祐氏
【一般的なサントノレの構図】プチシューやシュークリームがパイ生地にのる
「サントノレ」とは19世紀にパリのサントノーレ通りにあるパティスリー「シブースト」で誕生したとされるフランスの伝統菓子のこと。
円形のパイ生地の上にクリームを絞り、キャラメルでコーティングしたミニシューを飾り付けます。
その見た目は公爵の王冠をイメージしており、フランスでは特別な日にいただくお菓子として親しまれています。
サクサクのパイ生地、ふんわりとしたシュー生地、舌触りがなめらかなクリーム、カリッとしたキャラメル、一度に4つの食感が楽しめるのも「サントノレ」の魅力。
登壇シェフたちのサントノレ、十人十色のアイデアが輝く
伝統と創造性が詰まったこのお菓子は、今でもフランスのパティスリー文化を象徴する存在として、多くのシェフたちに愛され、現代的にアレンジされながら受け継がれています。(本イベントでは商品の価格は店ごとに自由設定)
スイーツ購入で北陸支援!北陸の食材を使ったサントノレ
(1)金沢ヤマトしょうゆ、輪島の海塩、富山県南砺市の黒文字茶を使用!
「Patisserie Boulangerie ENTIER」 (パティスリー ブーランジェリー アンティエ)
所在地:東京都目黒区原町1-6-12
オーナーシェフ 柴田 雅章氏
フランス修業の経験が豊富なパティシエシェフが手掛けるスイーツと、ブーランジェリーが作るパン。
フランスにあるようなパティスリーブーランジェリーをコンセプトにしつつ、東京産の食材を使用し、地域活性化にも取り組んでいます。気軽に来てもらえるようなお店を目指しています。
「グラスサントノーレ」プティガトー 800円
夏向けのアイスクリームサントノレ。石川県輪島の海塩をアクセントに、ライチのソルベを組み合わせ、富山県南砺市の黒文字茶を使ったパルフェアイス。
さくらんぼのコンポートの酸味、プチシューラスク、パイ生地の組み合わせ。
「ロイヤルチャイとヤマト醤油のサントノーレ」プティガトー 800円
金沢ヤマトしょうゆを使ったキャラメルクリームとしょうゆ樽をイメージし、スリランカのオーガニックチャイのシブーストクリームで作ったピュイダムール。
その上にはココナッツシュガーを加えたシャンティクリームとプチシュー。ヤマトしょうゆのうまみを感じる塩味をアクセントにした、キャラメルクリームとチャイのスパイス好きの調和をお楽しみ下さい。
(2)奥能登・寺西牧場のゴールデンミルクを使用!
「うーおの森」
所在地:東京都三鷹市井口1-22-38
シェフ 村上 利華さん
「地域にお菓子で彩りを」をコンセプトにした洋菓子店。忙しく過ぎていく毎日。楽しい日も、悲しい日も、特別な日もわたしたちのお菓子が寄り添えたら。
ひとつのお菓子を通して地域のみなさまに小さな幸せや大きな喜びを 感じていただけますように。そんな思いを込めて、お菓子を作っております。
「能登オーレ」プティガトー 720円
奥能登の山奥でわずか7頭のジャージーを放牧する「寺西牧場」のゴールデンミルクを使用。クリーム色でコクがあり、乳味感が豊かで、鼻から抜ける香りが能登の牧場の風景を連想させてくれます。
大変希少な能登のゴールデンミルクを使ったミルクカスタードがこのケーキの一番のこだわり。
商品名の「能登オーレ」は、被災地・能登を少しでも応援したいという思いと、フランス語でミルクを意味する「au lait(オ・レ)」を掛け合わせています。
(3)福井の紅映梅を使用!
「パティスリー ル・メナジェ」スーシェフ 勝谷 知広氏
所在地:東京都東大和市立野3-1423-5
「フランボワーズと紅映梅のサントノーレ」プティガトー 648円
北陸の食材というテーマで、フランスの古典菓子・サントノレに使ってみたいと思ったのが、福井県の紅映梅でした。
梅ならではの酸味、甘味がありつつも、フルーツのようなほうじゅんな香りと味で、私の梅の概念が変わった食材だから。
梅と相性の良いフランボワーズと合わせて、夏に食べたくなるような、甘酸っぱく、爽やかで、後から紅映梅の香りが口の中にいっぱいに広がるサントノレです。
(4)加賀市周辺の加賀棒ほうじ茶を使用!
「Chocolatier Taka」 (ショコラティエ タカ) オーナーシェフ 矢島 清高氏
所在地:東京都目黒区青葉台1-16-6 クリスタルメゾン1階
「サントノレ抹茶柚子」プティガトー 870円
濃厚な抹茶クリームにゆずのシブーストを合わせたサントノレ。焼きチョコにしたシューの食感、コンフィチュールにしたゆずの香りをともにお楽しみください。
シャンティ抹茶、シブーストゆず、焼きチョコシュー、クレームディプロマット抹茶、加賀棒ほうじ茶キャラメル、コンフィチュールゆず、パータフォンセ
サントノレを食べ比べできるのは今だけ。ぜひこの機会に、お近くのお店でお楽しみください♪
【イベント概要】
イベント名:ダイナースクラブ フランス パティスリーウィーク2025
開催期間 :2025年7月1日(火)~7月31日(木)※店により期間が少し異なリます
概要 :全国の参加店が期間中に共通テーマのスイーツを一般客向けに提供・販売する。
※ダイナースクラブ会員限定ではありません。どなたでも購入可能。
開催場所 :全国の310店(北海道11店・東北12店、関東168店、中部27店、
近畿53店、中国12店、四国4店、九州20店、沖縄3店)
主催 :ダイナースクラブ フランス パティスリーウィーク事務局
特別後援 :在日フランス大使館
特別協賛 :ダイナースクラブ(発行会社:三井住友トラストクラブ株式会社)
【ダイナースクラブとは】
今年、世界で75周年、日本で65周年を迎える、食を起源とするダイナースクラブは、厳選されたレストランでの優待や会食イベントなど、食にまつわる多彩なサービスをご用意。
さらに、トラベル、エンタメ、ゴルフなど幅広い分野で会員様をサポートするサービスを取りそろえています。日常使いから特別な日まで、会員様の人生を彩るクレジットカードです。