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今や「日本一ネットでツッコミやすい男」まで登りつめた(?)石田純一の“隠れた需要”に迫る!


俳優の石田純一(67)が12月23日、木曜隔週でコメンテーターを務めるラジオ番組『斉藤一美 ニュースワイド SAKIDORI!』(文化放送)に出演し、新型コロナウィルスの新たな変異株「オミクロン株」の市中感染が発覚したことについてコメントした……ことを『スポニチ Annex』が "後追い"として報じていた。

 
なんでも、政府の新型コロナ対策分科会の尾身茂会長が記者会見で「たとえばですけど日本の市中で感染したとなったら、これはもうあっという間に倍々ゲームになっていくことが予想されます」と言及したことに対し、

 

「だけど、変異というかね、あと一回二回したらもう風邪という感じになってしまうんじゃないか?って僕なんかは予想していたんですが……(と、弱毒化を願いつつ)これからは本当にお亡くなりになったり、重症化するってことを、やっぱり思いっきり追いかけていったほうが良いかなという感じがしますけれども」

 
……とコメントしつつ、ワクチンや治療薬として開発中の飲み薬に期待を寄せていた……らしい。

 
そして、例によって……って言うか、案の定……って言うか、同記事のヤフコメ欄には、

 

 
「石田さんが言っても、あまり説得力が…」

 
「家でじっとしていたほうがいいと思いますよ」

 
「『コロナに関しては、非常に軽率な行動をしてしまった私はコメントする立場にありません』くらい言えばいいのに…

 
「いまだに彼にコメンテーターを頼んでいる番組があることに驚き!」

 
「もう、ネタですよね? この方からコロナの話を聞けば炎上するのはわかってることでしょうから」

 
……みたいな主旨の書き込みが、わんさか投稿されていた。

 
そう! 「すでにネタとなっている」という見解はまさしく "ヤフコメ常連"の方々のご指摘どおりで、石田をコメンテーターとして頑なに起用し続けている同ラジオ番組からも、お約束のごとく石田にコロナ関連の話題を振るメインパーソナリティの斉藤サンからも、 "そこ" を毎度わざわざ切り取って執拗に後追いを繰り返す(おもに)スポーツ新聞系のウェブメディアからも "確信犯"的な恣意がチラリ、垣間見えてしまう。

 
いまや石田純一は決して大袈裟ではなく、

 
「日本で一番、万人が気軽にツッコむことができるタレントさん」

 
……という地位を(ご本人が望む望まないは別として)獲得しつつあるのではなかろうか?

 
「アンタが言うか!?」

 
……といった論調の(苦笑)的な切り返しは、もはや「常套句」と呼んでも差し支えない大喜利の“模範解答”であり、ある意味「石田純一が語るコロナネタ」は "お題"として安定感抜群! 

 
「気軽にツッコむことができる」のがとにかく大事なのであって、「ツッコまれること」によって番組側は宣伝になるし、後追い記事を配信する側はPVを稼げるし……これはこれでれっきとした "需要"ではないか、と私は思う。

 
そんなイタチごっこが、はたして石田純一の懐をどれくらい温めてくれるのかは不明だが、「今持っているすべてのモノ(=「逆境」という名の状況?)をも惜しげなく最大限にアウトプットする」といったしぶとさ、それにどんなに叩かれてもへこたれず「恰好の大喜利のお題」をネット住民の皆さまに「ここぞ!」のタイミングで提供してくれる持ち前のサービス精神は、我々凡夫としても "有事"に備えて見習っておくべき……なのかもしれない。いや、真剣な話!

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