ポップな絵柄とは裏腹な尖ったギャグが好評を博す4コマ漫画『ポプテピピック』。2018年に初めて放送された同作のアニメ版も、今もなおニコニコ動画などで生配信が企画されるほどの人気を誇る。今回は改めてアニメ『ポプテピピック』の特異な魅力を紹介。

 

 

■放送終了直後に再放送!? 視聴者の度肝を抜いたトンデモな番組構成

 

アニメーション制作を、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』のオープニング映像で有名な神風動画が担当すると発表していたアニメ『ポプテピピック』。だが、蓋を開けてみると、さまざまなクリエイターが入り乱れる短編集のような趣となっていた。

 

クリエイターはほぼ毎回参加する方もいれば、1話限りで参加する方もいるため、エピソード毎に顔ぶれが大きく変わる。なかでも番組内のレギュラーコーナー『ボブネミミッミ』を担当したAC部は、アニメファンの間で知名度が急上昇し、番組と直接関係のないアニメイベントに出演するまでとなった。

 

これだけなら一般的なアニメの枠組みから少しはみ出ているだけだが、驚くべきは15分間の放送直後に再放送がスタートするという番組構成。しかも、再放送という体だが出演キャストや演出、エピソードによっては内容そのものが全く別物になることもあるため、視聴者に一切気を抜かせてくれないつくりになっているのだ。

 

 

■毎回メインキャストが違う!? 超豪華声優陣が次々に出演して話題に

 

さまざまな奇抜な試みを取り入れている『ポプテピピック』だが、そのなかでも話題を集めたのが、各話およびその再放送で主役のポプ子とピピ美を演じるキャストが変わることだ。

 

有名アニメや映画のメインキャストを演じた2人というキャスティング自体がパロディになっているパターンや、音楽ユニットを組んでいたり、私生活で交友が深かったりするコンビなど、出演者の組み合わせは多種多彩。放送当時は、次は誰と誰がポプ子とピピ美を演じるのかという話題がSNSを中心に盛り上がっていた。

 

さらに、最近ではポプ子とピピ美を演じた声優が10人近く立て続けに結婚していることでも話題に。声優ファンの間では『ポプテピピック』は縁結び神社だとも言われているのだとか。

 

 

■型破りなのは番組だけじゃない! 映像ソフトでも驚きの仕掛けが

 

『ポプテピピック』は映像ソフトのリリース方法も常識破りだった。従来の3ヶ月放送のテレビアニメであれば放送終了後に発売が始まるところを、放送期間中の2018年1月~3月に全巻リリースしたのだ。

 

しかも、原作者の大川ぶくぶと、大川と親交の深いフリーライターのマフィア梶田が出演した音声特典のオーディオコメンタリーも前代未聞の内容。なんと、番組と一切関係のないアニメ『けものフレンズ』について1話ずつ映像を流しながら語っていたのである。

 

2019年4月にテレビスペシャル放送が発表された際には、オーディオコメンタリーで何を流すのかがコアなファンの間で注目された。結果的には、『けものフレンズ2』と『ケムリクサ』の第1・2話、テレビスペシャル本編でまさかの3バージョンが収録され、大方の予想の斜め上を行くこととなった。
 

情報提供元:citrus
記事名:「毎回メインキャストが違う!? 奇作『ポプテピピック』が型破りアニメすぎる…