暑い夏がやってきて、おでかけシーズンになりました!
定番の観光スポットに行くのもいいですが、たまには少し足を伸ばして離島に行くのもいいですよね。
この記事では、数々の観光地を旅してきて、美味しいものには目がないわたしがおすすめする「愛知県にある日間賀島」について紹介していきたいと思います。
美味しい物好きにはたまらない島ですのでぜひ最後までご覧下さい!
日間賀島は漁業と観光の島!
日間賀島の概要
日間賀島は愛知県にあり、名古屋から一番近い島です。知多半島の先端から2km、高速船でわずか10分というアクセスしやすい離島です。島全体が三河湾国定公園に指定されている自然豊かな島で、島一周は5.5kmなので歩いて散策も可能です。人口は約2000人という小さな島ながら 年間約30万人が訪れる大人気の離島 です。
その理由は名物のタコとフグです。「 多幸(タコ)の島、福(フグ)の島 」とも呼ばれており、名物を求めて全国から多くに人が訪れます。
海に囲まれているので夏は海水浴、春から秋にはイルカとのふれあい、たこのつかみ取り。漁業体験などの様々なアクティビティも魅力の1つです。
日間賀島までのアクセス
日間賀島と本州の港を結ぶのは全部で3つ 。その中でも船の乗車時間が短くアクセス可能なのは、師崎港からの出発です。
自家用車の方は名古屋高速道路の豊丘ICで降りて師崎港に向かいます。師崎港には駐車場がありますので、そそちらを利用しましょう。公共交通機関をご利用の方は新名古屋駅から名鉄電車に乗車し内海駅で下車、そこからバスで30分で師崎港に到着です。
名鉄海上観光船で日間賀島 に向かいます。師崎港から日間賀島までの片道は大人が710円、子どもが360円です。また往復運賃は少しお安くなり大人1,360円、子ども690円です。島への行き来は往復利用がほとんどかと思いますので 往復で購入しておくとお得 でいいですね。乗船券は帰りまでなくさないように気をつけましょう。
前述でも申し上げた通り、日間賀島と本州を結ぶ港は3つありますのでご自身のアクセスしやすい港をチェックしてみてください。
日間賀島を散策
日間賀島は小さな島なので レンタカーは不要 !(自家用車で行かれる方は師崎港駐車場に車を置いてから船に乗り込みます。)
島内を歩いて散策できます。自然に触れながらゆっくりと散策しても約2時間で島内を回ることができますよ。そこで、散策の際にぜひ立ち寄りたいおすすめスポットやフォトスポットを紹介します。
島の東西にあるタコのモニュメント
西港と東港にはそれぞれ名物の「 タコのモニュメント 」が設置されています。画像は西港の「にっしー」で東港には「がっしー」が観光客を出迎えてくれます。大きなモニュメントなので迫力満点ですが、可愛い表情をしているのでなんだか愛着が沸くタコさんですよね。
そしてなんと、隠れミッキーならぬ、 隠れハートがそれぞれのタコのモニュメントに隠されています 。写真撮影をしたり、隠れハートを探すのも楽しいのでぜひ立ち寄ってみて下さい。
恋人ブランコ
東港から徒歩で約10分のサンライズビーチにある、キッズアドベンチャーから高台に登っていくと丸太で作られた大きなブランコが見えます。これが「 恋人ブランコ 」です。
海を正面に見ながらの絶景を独り占めできるブランコで子どもから大人まで大人気のスポットです。写真映えもしますし、風を切ってブランコで絶景を眺める、とてもいいですよね。日頃の嫌なことも吹っ飛んでしまいそうです。わたしが訪れた際は、繁忙期で人気のフォトスポットということもあり、遠目から見るだけになってしまいましたが、次回は並んででも体感して来ようと思います!
たこ駐在所
西港から徒歩5分のところにある、赤くてかわいいこの建物は何だと思いますか?
タコをモチーフにした建物 なのですが、なんとこちらは 駐在所 !最近は、「 デザイン交番 」という動物やマスコットをモチーフにした交番が増えているようなのですが、 日本でもタコをモチーフにしたタコ駐在所はここだけです。 かわいすぎて、ついついカメラを構えてしまいます。
タコの町は、島の安全を守っている駐在所までタコだらけのタコづくしの島です。
日間賀島神社
続いて紹介するのは「 日間賀島神社 」です。こちらは島内にいくつかあるうちのパワースポットです。専用封筒に記載して申し込みをして後日送られてくる、というあまり見かけない方法ではありますが、御朱印をいただくこともできます。
また、境内を上まで登ったところから見る景色は最高です。まさに絶景そのもの!お天気のいい日には景色を見るためだけに訪れてもいい場所です。日頃の疲れやストレスがスッとなくなり、気持ちがリセットされますのでおすすめです。
通年美味しいタコが食べられて冬期はフグも!
日間賀島で自称グルメ夫婦のわたし達を唸らせたのがタコとフグです。
こんな プリップリなタコ 、今までに食べたことがありませんでした。「 タコの丸茹で」 が名物なのでそれを食べたのですが、初めて食べたときは衝撃!こんな美味しいタコ世の中に存在したんだ、と思ったのが正直な感想でした。今まで食べてきたタコとひと味も、ふた味も違いました。身が引き締まっているのに柔らかく、噛めば噛むほど甘さが増して行くのがわかって、ずっと口に入れていたいと思うほどでした。
タコの丸茹で以外にも、たこ飯やお刺身、唐揚げなど食べ方はさまざま。タコのフルコースは、どれも美味しかったです!
そして、秋~冬期におすすめなのがこちら! フグ です。
今の時期にフグはないですが、 10月~3月頃 にかけて食べられます。愛知県はフグの漁獲量が全国でもトップクラス。その中でも日間賀島の漁師さん達はフグに傷をつけないよう、一匹ずつ釣り上げる「 延縄(はえなわ)漁 」を行っています。そんな漁師さん達が一生懸命釣った天然トラフグは、てっさと呼ばれるフグ刺しやてっちりなどのフルコースで食べることができます。高級食材のフグですが、お安く食べることのできる日間賀島は本当におすすめです!
「多幸(タコ)の島、福(フグ)の島」、行ってみませんか?
美味しい物好きにはたまらない日間賀島 をご紹介しました。
この記事では伝え切れていない、日間賀島の魅力はまだまだたくさんあります。普段よりちょっとだけ遠出して、船旅をしながらおいしいものを食べにでかけてみませんか?
最後までご覧いただきありがとうございました。
みーぽん
余暇プランナー
キャンプと旅行が大好きな関東在住2児の母です。母以上にしっかりした娘と甘えん坊な息子と主人と毎日楽しく過ごしています。数年前にファミリーキャンパーの仲間入りを果たしました。キャンプで食べるカレーが大好物です。幼い頃から母によくいろいろなところに連れて行ってもらった影響もあり、とにかく旅行好きで、常に「どこかに行きたい!」と計画を立てています。旅行の行程表を作成するもの好きで旅行前からワクワクが止まらないわたしが、今一番行きたいのは沖縄です。YOKKAでは、旅行体験記も含め様々な旅行情報をお届けします!