
初めての車選びってワクワクするけれど、一方で「何から手をつければいいんだろう?」と不安になったりもしますよね。車種はどれがいいのか、いくらくらいかかるのか、どんな手続きが必要なのか、納車まで何日かかるのか…。
この記事では、そんな疑問や不安をスッキリ解消!「納得の一台」にたどり着くための情報をお届けします。ぜひ参考にしてくださいね。
初めての車選び、何から始める?基本のステップを解説
初めての車選び。わくわくした気持ちでカタログやネットを見ていると、素敵なデザインや性能に目移りして、かえって決められなくなってしまう、なんてことありますよね。
迷ってしまったときは、「何を重視したいか」を整理してみましょう。 次の3つのステップで考えると、整理がしやすくなりますよ。

ステップ 1. 車の用途とニーズを明確にする
車をどんなシーンで使うのか、具体的にイメージすると、自ずと車種が絞られます。
用途別の例
通勤や日常使いであれば、燃費が良く小回りの利く車
家族でのお出かけであれば、長距離の移動でも疲れない、広々とした室内の車
アウトドアや趣味であれば、トランクルームが広く、悪路でも走れる車
このほかに、同乗者の人数や、駐車場の広さも検討する際の大事なポイントになります。
ステップ2. 予算を現実的に設定する
車の購入には車両本体価格だけでなく、税金、保険、維持費がかかります。初めての車選びでは、次のような費用を想定しましょう。
新車:軽自動車(100~200万円が主流)、コンパクトカー(150~300万円が主流)、SUVやミニバン(300万円~が主流)。
中古車:状態や年式によるが、主流は50万円~300万円と幅広い。
諸費用:自動車税、重量税、登録費用、自賠責保険など、車両価格の10~20%が目安。
維持費:ガソリン代、駐車場代、任意保険料、車検費用、定期点検費用など。年間20~50万円程度が一般的。
車両価格は年収の1/3~1/2程度が無理のない選択と言われています。ローンを組む場合、月々の返済額は月収の20~30%以内に抑えましょう。維持費を見越して、燃費の良い車(ハイブリッドや電気自動車)を選ぶのもかしこい選択です。
ステップ3. 新車か中古車かを決める
新車と中古車にはそれぞれメリットとデメリットがあります。予算が限られているなら、ディーラーが保証付きで販売する認定中古車も検討するとよいでしょう。
新車
メリット:最新技術、安全装備が充実、メーカー保証が長い、オプションが多彩、リセールバリューが高い。
デメリット:価格が高い、納車まで時間がかかる(数カ月~1年かかることも)。
中古車
メリット:価格が安い、選択肢が豊富、即納車可能な場合も。
デメリット:状態にバラつき、修復歴や保証の確認が必要。価格変動がある。
自分にピッタリの車を見つける!車種選びのポイント
車種選びは、デザインや性能だけでなく、ライフスタイルや将来のニーズに合うかどうかが重要です。2025年のトレンドを踏まえつつ、選び方のコツをご紹介します。

車種選びのトレンドと特徴
最近の車は、安全性能や燃費効率が向上し、初心者にも扱いやすいモデルが増えています。
コンパクトカー:燃費が良く、都市部での運転や駐車が簡単。価格は手頃。
軽自動車:税金や維持費が安く、狭い道でも運転しやすい。室内が広いモデルも人気。
SUV:スタイリッシュなデザインと高い走破性。ファミリーやアウトドアに最適。
ミニバン:大人数の移動や荷物運びに便利。スライドドアで乗り降りしやすい。
車種選びのコツ
試乗は必須:カタログや口コミだけではわからない運転感覚や視界の広さを確認。ディーラーで試乗を予約しましょう。
安全性能を重視:自動ブレーキ、車線維持支援、駐車アシストなどの先進安全装備は初心者に安心です。
燃費と維持費を比較:ハイブリッド車(燃費25~35km/L)や電気自動車はランニングコストが抑えられます。初期費用や充電環境を確認しましょう。
デザインと実用性のバランス:見た目だけでなく、荷室の広さや収納の使いやすさもチェックしましょう。
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車の購入手続き:流れと必要書類をチェック
車を選んだら、次は購入手続き。初心者でもスムーズに進めるための流れを解説します。

ステップ 1. ディーラーに行って、見積もりをもらう
気になる車種を2〜3つに絞ったら、ディーラーで実車を確認しましょう。見積もりでは次の項目をチェックします。
・車両本体価格
・オプション費用(ナビ、ETC、コーティングなど)
・諸費用(税金、登録費用、自賠責保険)
ステップ2. ローンの検討
一括払いが難しい場合、ローンを検討するという手もあります。月々の返済額が家計を圧迫しないよう、慎重に検討しましょう。
ディーラーローン:手続きが簡単だが、金利は高め(6~9%)。車種や時期、キャンペーン時には低くなることも。
銀行マイカーローン:金利が低い(2~5%)が、審査に時間がかかる場合も。
ステップ3. 契約と必要書類
契約時に必要な書類には、以下のようなものがあります。ディーラーが書類準備をサポートしてくれる場合が多いので、わからないことは質問しましょう。
・住民票(発行から3ヶ月以内)
・印鑑証明書(発行から3ヶ月以内)
・車庫証明書(証明の日から40日以内)
・委任状(ディーラーが代行する場合)
ステップ4. 納車までの期間
「今日買ったら、今日から乗れる」というわけではないので注意しましょう。契約時に納車予定日を確認し、保険や駐車場の準備をしておきます。
新車:数ヶ月(人気モデルやカスタムオーダーは1年かかることも)。
中古車:1~2週間(在庫車なら即納車も可能)。
初めての車選びで失敗しないための注意点

衝動買いをしないようにしよう
「見た目がいい!」だけで決めると、維持費や使い勝手で後悔する可能性も。試乗や見積もりを複数比較し、冷静に判断するようにしましょう。
中古車を選ぶ場合の注意点
中古車は価格が魅力ですが、以下の点を確認するようにしましょう。
修復歴:事故歴がある車は避けるか、価格と状態を慎重に見極める。
状態:走行距離は5万km以下が目安。10万km超はメンテナンスコストが増える可能性を考慮する。
保証:中古車には新車のようなメーカー保証は基本的にないので、販売店の保証の有無やその内容を確認する。
保険の選び方
免許を取得して間もない方や、家族の車をときどき運転する程度の方などは事故リスクが高めです。補償が充実した保険を選ぶようにしましょう。
対人・対物補償:無制限が理想
車両保険:特に新車や高額車の場合つけるのが理想
特約:ロードサービスなど
納車後のカーライフを楽しむコツ
納車は新しい生活のスタート。以下のポイントで、快適なカーライフを楽しみましょう。

定期点検とメンテナンス
6ヶ月点検::新車購入から半年後、多くのディーラーで無料点検が受けられる場合も(これは法的な義務ではない)
法定点検:自家用乗用車は、1年ごとに29項目、2年ごとに60項目の点検が法律で義務付けられている。
洗車:月に1〜2回の洗車で車をきれいに保ち、塗装の劣化や傷を防ぐ。
維持費を抑える工夫
燃費を意識した運転:急加速・急ブレーキを避ける
減税制度を利用:エコカー減税やグリーン化特例など
クレジットカードで支払う:自動車税やガソリン代など
保険の見直し:運転に慣れたら補償内容を調整
まとめ:初めての車選びを成功させて、最高のカーライフを!

いかがでしたでしょうか。購入手続きや納車までの流れについて解説しました。まずは、用途や予算を明確にして、次に試乗や見積もりでじっくり比較しましょう。
この記事が、みなさんの「納得の一台」に出会うきっかけになれればうれしいです。あなたのカーライフが楽しく、快適なものになるよう応援しています!
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※記事中の数値や税制等は、2025年6月時点のものです。また傾向として示している点もあります。購入時に確認をするようにしてください。