![1443f4e225f0b7d5](https://tokubai-news-photo-production.tokubai.co.jp/d681/3fab/882f/fa7f/5bde/6c84/1e0f/d909/1443f4e225f0b7d5.jpg)
「飲む点滴」と言われるほど、身体にいいとされる甘酒。米麹から作る甘酒には、疲労回復の効果があるビタミンB群をはじめ、整腸作用が期待できる食物繊維やオリゴ糖なども含まれています。夏バテで食欲がわかない今の季節にこそ、ぴったりのドリンクなんですよ。今回は炊飯器を使った米麹の甘酒の作り方に加え、夏にぴったりのアレンジレシピをご紹介します。
炊飯器で作る甘酒レシピ
甘酒を作る時に一番大事なポイントは温度管理です。甘酒の麹は60℃以上で発酵がストップしてしまい、酸味が出たり甘さが出なかったりする可能性があります。少し面倒に感じるかもしれませんが、温度管理さえしっかりすれば甘くておいしい甘酒が作れますので、ぜひトライしてみてくださいね。
材料(作りやすい分量)
米麹(生)…300g
炊きたてのご飯…1合
作り方
1.ご飯を60℃以下に冷ます。米麹は手でほぐしておく。
![2f717a72fba2b4b8](https://tokubai-news-photo-production.tokubai.co.jp/c/f=jpg,u=0,w=1400/a20a/2744/b9ee/4677/aa9a/7200/814a/1634/2f717a72fba2b4b8.jpg)
温度計を使って正確に計ります
![D119af1bc02e020f](https://tokubai-news-photo-production.tokubai.co.jp/c/f=jpg,u=0,w=1400/1362/a5e9/e9c9/7faf/793e/5faa/370e/a638/d119af1bc02e020f.jpg)
米麹は写真のように塊の状態で袋に入っているので、しっかりほぐしておきます
2.炊飯器に米麹を入れよく混ぜる。
![Cefddf29efc40309](https://tokubai-news-photo-production.tokubai.co.jp/c/f=jpg,u=0,w=1400/4830/941f/cbbf/8fe7/538c/bc0c/0bc5/4226/cefddf29efc40309.jpg)
3. 60℃のお湯(分量外)を、材料がひたひたに浸かるまで入れる(約900ml)
![E40fc60f0689ed0b](https://tokubai-news-photo-production.tokubai.co.jp/c/f=jpg,u=0,w=1400/1aaa/288d/5c0b/1183/78ce/b91a/ed1e/1a4d/e40fc60f0689ed0b.jpg)
4. 炊飯器を保温状態にし、蓋を開けたままで濡れふきんをかぶせ、50~60℃で10時間程度おく。
※最初の2時間は1時間ごと混ぜ、その後は2時間ごとにかき混ぜます。この時に温度を管理するのが成功のコツです。温度計で時々チェックしましょう。60℃以上になる場合はかき混ぜてみて、それでも温度が下がらないときは一度保温を切ります。
![C9f902ddce034238](https://tokubai-news-photo-production.tokubai.co.jp/c/f=jpg,u=0,w=1400/0bef/f4fb/4d0b/69bc/9c33/49cd/dd38/be97/c9f902ddce034238.jpg)
蓋を開けておく事で温度が上がりすぎるのを防ぎます。ふきんは乾燥したら再度濡らしましょう
![A8106c5a3b67854d](https://tokubai-news-photo-production.tokubai.co.jp/c/f=jpg,u=0,w=1400/b731/ca8a/0469/0f45/7d0e/3465/1c0f/570a/a8106c5a3b67854d.jpg)
完成に近づくと、徐々にとろっとしてきます
![6175998685c592f1](https://tokubai-news-photo-production.tokubai.co.jp/c/f=jpg,u=0,w=1400/deec/c15d/2624/dadc/5456/b63c/a136/7ad5/6175998685c592f1.jpg)
このくらいなめらかな状態になったら完成です。米粒の食感が苦手な方はミキサーにかけると飲みやすくなります
甘酒の保存方法
![75464821595ac114](https://tokubai-news-photo-production.tokubai.co.jp/c/f=jpg,u=0,w=1400/e466/d528/3e2f/7f1d/a463/5e7a/c2a9/f74d/75464821595ac114.jpg)
甘酒は発酵させすぎると酸っぱくなるので、すぐに飲まない分は冷凍保存するのがおすすめです。冷凍用保存袋に入れて、薄く伸ばした状態で保存しましょう。凍らせておくと、使用したい分だけ割って使えるので便利ですよ。保存期間の目安は1ヵ月です。
簡単アレンジレシピ
甘酒はそのまま飲んでもおいしいですが、ちょっと手を加えるだけで幅広い楽しみ方ができます。今回は筆者おすすめのアレンジレシピを2つ紹介します。
甘酒とバナナの爽やかスムージー
![17d87c2d26866947](https://tokubai-news-photo-production.tokubai.co.jp/c/f=jpg,u=0,w=1400/49e6/3f8a/b2a4/5144/d2d3/198e/ebb0/958b/17d87c2d26866947.jpg)
甘酒にバナナと牛乳、ちょっとのレモン汁を加えることで、さっぱりと飲みやすいスムージーが作れます。夏にぴったりの飲み物なので、暑い日にぜひ作ってみてください。
材料(2杯分)
甘酒…100ml
バナナ…1本
牛乳…100ml
レモン汁…小さじ1~2
氷…約4個
作り方
1. すべての材料をミキサーにかければ完成。
※レモン汁はお好みで量を調整してください
栄養満点!甘酒とヨーグルトのゼリー
![52b303e9d5d539a5](https://tokubai-news-photo-production.tokubai.co.jp/c/f=jpg,u=0,w=1400/f815/6cec/d941/90d2/851c/04e9/b1d5/c3da/52b303e9d5d539a5.jpg)
甘酒にヨーグルトを合わせて作るゼリーは、砂糖を使わず甘酒の甘みだけでおいしく仕上がるのでヘルシーです。お好みでジャムをトッピングすると、見た目にもかわいらしい印象に。
材料(4個分)
甘酒…200ml ※ミキサーにかけたものを使用してもOK
プレーンヨーグルト…150g
粉ゼラチン…5g
ジャム(お好みで)…適量
作り方
1. 粉ゼラチンに水大さじ3(分量外)を加えてふやかしておく。
2. 甘酒とヨーグルトをボウルに入れる。
3. ふやかした粉ゼラチンを600wの電子レンジで30秒加熱し、2に加えて混ぜる。
4. 型に流し込み、冷蔵庫で3時間程度冷やす。お好みでジャムをのせる。
健康にもよい甘酒は炊飯器で一度にたっぷり作ることができます。今回紹介したレシピも参考にしながら、自分好みのアレンジを楽しんでみてくださいね。