暑い時期の定番食、そうめん。大活躍は間違いなしですが、つゆに薬味を入れて食べるだけだと、だんだん飽きてきちゃいますよね。そこで今回は飽きずに楽しめるそうめんアレンジレシピや、そうめんアレンジのいろはをご紹介します。
そうめんアレンジはここがポイント
いつものそうめんをアレンジしたい場合は、何がポイントになるのでしょうか。レシピを覚えるのも良いですが、もっと自由に家族好みのアレンジができたらいいですよね。味を変えるための基本をお教えします。
アレンジの基本(1) つゆを変える
当たり前ですが、そうめんのつゆを「めんつゆ」から「ごまだれ」に変えるだけで味は変わります。サラダにかけるドレッシングのように、色々なつゆを試してみてください。
アレンジの基本(2) 和え麵にする
”すする”食べ方のスタイルに飽きてしまったら、和えてみるのもオススメです。柔らかいそうめんにタレが絡んで食べやすいですよ。
アレンジの基本(3) 具材を変える
ねぎや生姜などの定番薬味の他に、なす、ボイルしたささみ、オクラなど具材を変えてみても味に変化がでます。
アレンジの基本(4) テイストを変える
和風をはじめ、洋風、中華風、韓国風、エスニック風とシンプルなそうめんに合う味付けは多様にあります。どんな味を食べたいかから考えてみるのもアリですね。
おすすめのそうめんアレンジレシピ
そうは言っても、自分好みのレシピを生み出すのはなかなか難しかったり。そこで今回は和風、洋風、韓国風のそうめんアレンジレシピをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。また、そうめんはゆで方で美味しさが異なります。そうめんのゆで方はこちらをご覧ください。
→暑い日の定番「そうめん」をおいしく食べたい!選び方や茹で方のコツは?
そうめんアレンジレシピ(1) 冷や汁そうめん
冷や汁は宮崎県の郷土料理。出汁とごまのきいたさっぱりとした汁が、暑い夏にぴったりです。物足りなさを感じがちなそうめんですが、豆腐が入るのでしっかりお腹も満足します。よく冷やしてから食べてくださいね。
材料(1人分)
- そうめん 1束
- きゅうり 適量
- みょうが 適量
- 大葉 適量
- さば水煮缶 1/4缶
- 木綿豆腐 1/4丁
- だし汁 100〜150cc(お好みで調整してください)
- みそ 小さじ2
作り方
1.きゅうり、みょうがは薄切りにします。きゅうりは塩もみしてしんなりさせ、水気を絞ります。大葉はせん切りにします。
2.器にだし汁を入れてみそを加えて溶きます。さばの水煮缶を缶汁ごと加え、さばをほぐします。水気を切った豆腐を手で崩しながら加え、冷蔵庫で冷やします。
3.そうめんを茹でて流水で洗い流します。
4.[2]を器によそい、きゅうり、みょうが、大葉をのせます。そうめんを添えて出来上がり。おいしい冷や汁にそうめんを浸けながら食べてください。
さば缶によって若干味が違うので、煮汁の味によってみその分量を変えてみてくださいね。しょうがやすりごまを加えるのもおすすめです。
そうめんアレンジレシピ(2) トマトとオリーブオイルのそうめん
材料3つですぐ作れる、さわやかな一品。洋風だけど和風でもある、良いとこ取りの味わいです。トマトの旨味を出すため、つけ汁にしばらく浸けるのがおすすめです。
材料(1人分)
- そうめん 1束
- ミニトマト 適量
- オリーブオイル 適量
- めんつゆ(2倍濃縮) 適量
- 大葉(お好みで) 適量
作り方
1.ミニトマトは4等分に切ります。大葉はせん切りにします。
2.ボウルにミニトマト、オリーブオイル、めんつゆを合わせて冷蔵庫で10分ほど浸けます。オリーブオイルとめんつゆの割合の目安は2:3です。
3.そうめんは茹でて流水で洗います。器に盛り、[2]をかけて出来上がりです。
食べるときはよく混ぜて食べてください。分量を調整する場合は、めんつゆとオリーブオイルの割合はめんつゆの方が多めになるようにしてください。
そうめんアレンジレシピ(3) 韓国風ビビン麵
韓国の夏は日本より暑く、日本と同じく食べやすい麺類が人気です。ピリッと辛いたれに絡めていただきます。辛さはお好みで調整できますよ。
材料(1人分)
[A]
- コチュジャン 大さじ1〜2(好みの辛さに調節してください)
- 砂糖 小さじ1
- 酢 大さじ1
- しょうゆ 小さじ1
- ごま油 小さじ2
- おろしにんにく、おろししょうが 各少々
- 白いりごま 適量
- ゆで卵 適量
- きゅうり(細切り) 適量
- キムチ 適量
作り方
1.ボウルに[A]の調味料を合わせます。
2.そうめんは茹でて流水で洗います。
3.そうめんと[2]を和え、きゅうり、ゆで卵、キムチを添えて出来上がりです。
コチュジャンさえあればお家で韓国スタイルが楽しめます。和えるだけなのでとっても簡単ですよ。
今年はそうめんをいつもと違う食べ方で楽しんでみてはいかがでしょうか。色々なアレンジを試してみてくださいね。