揚げるだけでカンタンにフライドポテトが作れる「冷凍ポテト」。大容量で、しかもお手頃価格なので冷凍庫に常備している人も多いのでは?
タップリの油で揚げずに、フライパンで揚げ焼きしても美味しく食べられるので、お酒のオツマミやおやつにも手軽に作ることができるとあって、最近は業務用スーパーだけでなく一般スーパーでも多く取り扱うようになっています。
今回は、この「冷凍ポテト」を活用したおやつレシピ「大学芋」をご紹介します! 普通はさつまいもで作りますが、ジャガイモでも素朴でホクホクした甘みを楽しむことができますし、あらかじめカットしてある冷凍ポテトなら、フライパン1個だけでサクッと作ることができますよ!
フライパン1個だけで簡単! ホクホクジャガイモ大学芋を作ってみよう
用意するもの
- 冷凍ポテト 300g
- 炒め油 ちょっと多め
- 砂糖 大さじ4
- 醤油 小さじ2
- 水 適量
材料は、冷凍ポテトの他は砂糖と醤油のみのシンプルなレシピ! 好みに応じて、醤油の量を替えたり、ゴマを振りかけたりとアレンジも簡単です。
1 冷凍ポテトを多めの油で揚げ焼きにする
まずは冷凍ポテトを普段食べる時のように少し多めの揚げ焼きにしていきます。普通に油で揚げてももちろんOK!
揚げ焼きは、じっくりと火をとおし、カリカリ目にしていきます。
2 大学芋のタレを合わせる
冷凍ポテト100gあたり大さじ1強の砂糖を用意し、小さじ1弱の醤油をあわせます。今回は、冷凍ポテト300gに砂糖大さじ4、醤油小さじ2であわせました。
合わせたら、水を適量(砂糖と同量くらい)くわえてざっと混ぜあわせておきます。タレの準備はこれでOK!
揚げ焼きしたポテトにできたタレをざっと回しがけします。火は弱火に! 回しかけたら、ムラが出ないようにざっとかき混ぜます。
混ざったら、中火にして、砂糖がカラメル状に絡みついたら火を止めます。砂糖は焦げやすいので注意。タレをまわしかけたら、出来上がりまでは1分程度で十分です。タレが絡まったら完成です!
3 冷やすとパリパリサクサクの芋けんぴ風大学芋の出来上がり!
出来上がったら皿に移し、粗熱を取ります。
大学芋のタレがからまり、美味しそうな黄金色に輝く大学芋の出来上がり! サツマイモでつくるより、素朴で甘さ控えめな優しい味が楽しめます。カリカリに仕上げれば、芋けんぴ風にもなります。
一口食べると、タレの甘みの奥にポテトのホクホクした食感も楽しめ、塩を振っただけのフライドポテトとはまた違うおいしさを楽しめますよ!
また、作ったはいいけど余ってしまったフライドポテトや、ハンバーガーショップのセットで買ったはいいけど冷えてしなびてしまったポテトでも、大学芋のタレから醤油を抜けば、塩味で甘みを引き立てた大学芋にすることができます。
美味しいけれど、下準備が意外に手間なじゃがいも。冷凍ポテトは皮を剥いて一口サイズに切り分けたジャガイモと考えると、手間なしでぱぱっとジャガイモを使え、ただフライドポテトだけに使うにはもったいない優秀な食材です。他にもさまざまな使いみちがあるので、オツマミだけでなくごはんレシピにも活用されてみてはいかがでしょうか!