料理好きで知られるタレントのタモリさんがテレビ番組で披露したレシピはネット上でいろいろとシェアされていますよね。その中に上手な玉子焼きの焼き方というものがあります。かつて「笑っていいとも!」で語っていたもの。きっちりとセオリーに従うよりも簡単な方法で、ふんわりとした美味しい玉子焼きを作ることができる焼き方なんです。ポイントだけ押さえておけばすぐに試せるお手軽さでした。
生卵を混ぜすぎず、ざっくりと丸めて焼く
用意するものは基本、卵焼き器と生卵3個だけ。味付けはお好みの調味料でOKです。タモリさんは、その時の気分で味付けを変え、ほとんど味もつけないことも多いそうですよ。
最初のポイントは、生卵をボウルに割り入れてかき混ぜるとき、白身と黄身を混ぜすぎないこと。あえて切らずに白身を多めに残すことで、ふんわりとした食感に仕上がります。
キッチンペーパーで油を塗った卵焼き器に、卵液を3~4回ぐらいに分けて投入していきますが、次のポイントは焼けた卵の巻き方。1、2回目の卵液はあまり綺麗に巻かず、グチャグチャっとまとめて丸めるだけに留めましょう。
そして、3~4回目に投入する最後の卵液だけ、焼いた玉子の下に流し込むようにして綺麗に巻きます。
焼きあがったら普通に包丁で切ってお皿に盛るだけですね。普通に作るよりもざっくりとした方法で、むしろ玉子焼きを作るのが苦手な人が妥協して簡単に済ませたような手順ですが、意外と形が歪になることもなく作ることができました。
くしゃっとラフにまとめたことで、中の層に空気が多めに入るのか、ふんわりと仕上がります。白身を混ぜずに残したのもあり、全体的にさっぱりフワッとした口当たりに寄る感じ。わりと手抜き調理なのに、ずいぶん美味しい玉子焼きになってくれました! 玉子焼きがどうしても苦手な人、タモさん流の作り方を一度試してみてはいかがでしょうか?