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【お花見に持ち寄りたい】春のビール時間に寄り添う「桜ビール」15選


桜の開花宣言が日本列島の南側から続々と聞こえてきてきたころ。スーパーやコンビニに並ぶビールも春めきだしました。今年は人と直接会ってお花見をたのしむシーンも増えてきそうですね。

そこで今回は「桜」に焦点を当てたビール15種類をピックアップ!「桜をつかったビール編」と「桜のパッケージ編」の二軸でご紹介します。

“桜ビール”をお花見のおともにして、ぽかぽか陽気の下で春のビール時間を過ごしてください!



【桜をつかったビール編】

1. 飲む桜餅!桜の花と葉で風味づけ『サンクトガーレン さくら』


本物の桜の花と葉で風味付けをした『サンクトガーレン さくら』。

使用するのは「天下第一の桜」と称され、「さくら名所100選」にも選ばれている長野県伊那市高遠の桜です。桜茶などに使用される食用八重桜を1回の仕込みで60Kgも使用。GW前後に摘み取った桜を塩漬けにし、冷蔵庫で1年程度寝かせたものを使用しています。

やわらかい口当たりを実現するため、小麦麦芽を20%使用。神奈川県海老名市の泉橋酒造で栽培された酒米「楽風舞」も併せて使用することで、お米特有のふくよかな甘い風味をプラス。ホップの使用をおさえることで桜の花と葉の風味が際立ち、香りも味わいもまるで桜餅のよう。鼻から口まで「これぞ春!」をぞんぶんに感じられる一本です。
『サンクトガーレン さくら』〇ビアスタイル:ハーブ・スパイスビール
〇アルコール度数:5%
〇原材料:麦芽、楽風舞(酒米)、ホップ、さくら
〇URL:https://www.sanktgallenbrewery.com/sakura/
〇醸造所:サンクトガーレン有限会社


2. 桜の花びらから採取した酵母を使用『田沢湖ビール 桜こまち』

田沢湖ビールからは、日本初の桜の天然酵母を使用した『桜こまち』を。桜の花びらから採取した「秋田美桜酵母」を使用して仕込んだ、天然酵母のビールです。

液色は「さくら」をイメージした淡紅色。華やかな香りとキレがあり、食事とのペアリングにもおすすめ。あげ出し豆腐や春巻きなどの揚げ物や、ラムチョップなどの肉ともよく合います。

「桜の花びらから採れた酵母は、ビールのなかで花を咲かせているのだろうか…」と想像すると、なんとも愛しい気持ちになるビール。これはぜひ、お花見で桜を眺めながら味わいたい!
『田沢湖ビール 桜こまち』
〇ビアスタイル:スペシャル
〇アルコール度数:5%
〇原材料:麦芽(ドイツ製造)・ホップ
〇URL:https://tazawakobeer.theshop.jp/items/71437126
〇醸造所:田沢湖ビール


3. 桜の葉をアロマホップに『桜嵐IPA~Pink Tyhoon~』

春醸造の限定2,000本を販売するいわて蔵ビール(世嬉の一酒造)の『桜嵐IPA~Pink Tyhoon~』。桜の葉をアロマホップの代わりに使用し、桜の甘やかな香りが付与されています。

ベースはIPAでアロマホップ4種を使用し、ほろ苦い味わいとモルトの旨味が感じられ、桜がふんわり香ります。泡までおいしく飲むことができるので、グラスに注いで飲むのがおすすめ。ルビー色の液色で目でもたのしめる一杯。

春の時期に吹く強い風に運ばれてくるように、春の時期限定のビールを味わうと、春の訪れを感じられそうです。
『桜嵐IPA~Pink Tyhoon~』
〇ビアスタイル:IPA
〇アルコール度数:6%
〇原材料:麦芽、ホップ、桜の葉
〇URL:https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/SakuraBeer
〇醸造所:いわて蔵ビール(世嬉の一酒造)


4. 北海道・ニセコの伏流水と桜の葉を使用!ルピシア『SAKURA 2023


世界のお茶専門店ルピシアからは、北海道・ニセコ町の自社工場にて製造する羊蹄山麓ビールの季節限定品『SAKURA 2023』が販売開始。

北海道・ニセコの羊蹄山の伏流水とニセコ産大麦を一部使用し、ホップに加え桜の葉も使用。きめ細やかな泡立ちで、風味豊かなボディに、爽やかなストロベリーの余韻が感じられます。

液色も無濾過ならではのヘイジーなピンク色で、目でもたのしい。グラスに注いで飲むだけで、心が高まる一杯です。
『SAKURA 2023』
〇ビアスタイル:フルーツエール
〇アルコール度数:5.0%
〇原材料:麦芽(カナダ製造)、大麦、ストロベリーピューレ、レッドカラントピューレ、ホップ、桜葉塩漬け、ハイビスカス、フェンネルシード/香料
〇URL:https://www.lupicia.com/shop/g/g32520249/
〇醸造所:羊蹄山麓ビール


5. 鮮やかなピンク色がたのしい『桜DRAFT』

青色のビール『流氷DRAFT』で話題の網走ビールからは、ピンク色が美しい『桜DRAFT』をご紹介。

桜の花びらと香料を使用してつくられているビールで、まるでロゼワインかのような綺麗なピンクの液色も特徴。ほんのり甘くフルーティな味わいで、味わいや香りも桜が感じられます。

こちらもぜひ、グラスに注いで目でもたのしみたいビール。桜の下、最初の乾杯で飲みたくなる一杯です。     
『桜DRAFT』
〇ビアスタイル:ラガー
〇アルコール度数:5%
〇原材料:糖類、麦芽、ホップ、桜花、香料、アントシアニン色素
〇URL:https://www.mitsubishi-shokuhin.com/liquor/domestic/abashiri/20220801086068.html
〇醸造所:網走ビール


6. 日本で一番はじめに咲く桜を使用『ザ・ドラフト いちばん桜』


日本一早く開花する沖縄本島北部本部町八重岳で採れた「寒緋桜の花びら」を使用してつくられるという、オリオンビールらしい『ザ・ドラフトいちばん桜』。

グラスに注ぐと、ほんのり赤く色づいた液色。爽やかさのなかにコクがある飲み口です。鮮やかなピンク色のパッケージも、照りつける太陽をたくさん浴びた、日本一早い沖縄の春を感じさせる華やかさ。

コンビニやスーパーで見つけたら迷わずゲットがおすすめの一本。南国に咲く一番桜に想いを馳せながら、ぽかぽか陽気の下で飲みたい!
『ザ・ドラフトいちばん桜』
〇ビアスタイル:ピルスナー
〇アルコール度数:5%
〇原材料:麦芽(外国製造)、ホップ、大麦、乾燥桜花
〇URL:https://shop.orionbeer.co.jp/products/1396
〇醸造所:オリオンビール
■関連記事:【ネイルとビールのペアリング 】爪の上に春をのせて。テーマは「桜を思いきり楽しむ」


7. オリジナル清酒酵母を使用し福島県産にこだわる『桜SAKELager』


福島県田村市の公共施設「グリーンパーク都路」内の建物を一部改修した醸造所でつくられる『桜SAKELager』。

福島オリジナル清酒酵母を使用し、福島県田村市の八重桜の花びらと桜の葉、米(ひとめぼれ)、ホップなど、福島県産にこだわりつくられています。ほのかに香る桜の花びら、そこに清酒酵母由来の桃や白葡萄などのフルーティーな香りが特徴で、日本酒好きとビール好き、どちらの方も試してみてほしい一杯。お酒の奥深さが感じられそうです。
『桜SAKELager』
〇ビアスタイル:ラガー
〇アルコール度数:5.3%
〇原材料:麦芽(カナダ製造、ドイツ製造)、米(田村市産)、桜(田村市産)、ホップ
〇URL:https://hopjapan.com/
〇醸造所:HOP GARDEN BREWERY(HOP JAPAN)



■【桜のパッケージ編】

8. “満開のソメイヨシノ”をおともに『桜花爛漫プレミアム』

THE軽井沢ビール 桜花爛漫プレミアム ビール新発売
満開の桜と澄み渡る青空のコントラストが美しい軽井沢ブルワリーの『桜花爛漫プレミアム』。

麦芽の他に佐久のブランド米を使用し、軽さと柔らかさを実現。“何杯でも飲めるおいしさ”を追求した爽快さと後味のキレが特長で、すっきりさのなかにある旨味がごくごくと飲み進めたくなる味わい。唐揚げや肉料理などとのペアリングも試したい一本です。

ラベルには、千住博画伯の名画「ソメイヨシノ満開」が描かれています。ソメイヨシノは淡いピンク色が特徴で、すべての個体が1本の木のクローンであるとされています。家の近くにあるソメイヨシノを眺め、「長い歴史の中のひとつを見ているんだ」と想いを馳せながら味わうのも粋ですね。
『桜花爛漫プレミアム』
〇ビアスタイル:ピルスナー
〇アルコール度数:5%
〇原材料:麦芽(カナダ製造、ドイツ製造)、ホップ、米、コーン、スターチ
〇URL:https://brewery.co.jp/product/ouka-ranman-premium/
〇醸造所:軽井沢ブルワリー


9. 大正ロマンを感じる春『サッポロ サクラビール』


大正2年より九州初のビール工場で製造されていた「サクラビール」を現代風にアレンジした『サッポロ サクラビール』。

香ばしいコクとすっきりしたのどごしを実現し、現代人の好みに合うように造られました。最初の一杯にも食事とのペアリングにもおすすめ。

発売当時のラベルと現代風アレンジがわかるようなコピーがデザインされ、見た目にも大正ロマンを感じられます。パッケージ、中味ともに過去に想いを馳せてたのしめる一本です。
『サッポロ サクラビール』
〇ビアスタイル:ラガー
〇アルコール度数:5%
〇原材料:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米
〇URL:https://www.sapporobeer.jp/product/beer/sakurabeer/
〇醸造所:サッポロビール


10. いつものビールに、少しの華やかさを『アサヒスーパードライ スペシャルパッケージ』


アサヒビール株式会社からは、桜の季節に合わせた春限定『アサヒスーパードライ スペシャルパッケージ』を。

鮮やかなピンク色をベースに満開の桜の花が描かれています。また、プロモーションの一環としてYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」ともコラボ。缶体裏面に記載された二次元コードを読み込むと、白石麻衣×絢香コラボの“オリジナルコラボ動画”が視聴できます。

辛口でキレがありながらも飲みごたえのある「アサヒスーパードライ」をぐぐっと飲みながら音楽に耳を傾けるのも、春に飲むビールとの時間を演出してくれそうです。
『アサヒスーパードライ スペシャルパッケージ』
〇ビアスタイル:ラガー
〇アルコール度数:5%
〇原材料:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ
〇URL:https://www.asahibeer.co.jp/musiccollabo/
〇醸造所:アサヒビール
【合わせて読みたい】
何問解ける?「アサヒスーパードライ検定2022」
スーパードライの“テーマパーク”!リニューアルした「スーパードライ ミュージアム」


11. 熟成も楽しめるフルボディの大人気ビール『さくらボック』


富士桜高原麦酒からは、「ドッペルボック」というドイツ発祥のビアスタイルでつくられる『さくらボック』をご紹介。

通常のビールの2倍もの麦芽を使用し、3ヶ月以上熟成させた濃厚さが特徴のビール。高アルコールなので、ワインのように寝かせて熟成させると味わいが変化します。深い濃褐色の見た目どおり、力強いボディとモルト感、重厚な甘みが感じられる一杯。

ナッツやドライフルーツなどのおつまみをつまみながら、ゆったりとたのしみたくなる一本です。     
『さくらボック』
〇ビアスタイル:ドッペルボック
〇アルコール度数:8.0%
〇原材料:麦芽、ホップ
〇URL:https://www.fujizakura-beer.jp/line-up/beers/?id=beers_sakura-bock
〇醸造所:富士桜高原麦酒


12. 有機麦芽・ホップと清酒酵母を使用『さくら オーガニック清酒酵母ピルスナー』


ビールとして日本初となる有機JASを取得したことも記憶に新しい暁ブルワリーから、『さくら オーガニック清酒酵母ピルスナー』を。

原材料に、有機麦芽、有機ホップを使用。日本酒酵母で仕込んだビールで、清酒酵母由来の梨やキノコを想わせる複雑な香りが感じられる、すっきりとしていながらも苦み控えめのピルスナー

桜のように奥ゆかしい香りは、白身の刺身や和食全般とのペアリングがおすすめです。縁側で味わいたくなる一杯です。
『さくら オーガニック清酒酵母ピルスナー』
〇ビアスタイル:清酒酵母ピルスナー
〇アルコール度数:4.5%
〇原材料:有機麦芽、有機ホップ
〇URL:https://akatsuki-brewery.com/shopdetail/000000000057/
〇醸造所:暁ブルワリー
■関連記事:奥渋エリアにひっそりと佇む、画廊のようなビール屋「暁グロウラーズ」


13. チェリーとハイビスカスが華やか『SAKURA』

福島県気仙沼のBLACK TIDE BREWINGから、春限定セゾンの『Sakura』が登場。

チェリーとハイビスカスを使用した春限定のセゾンで、フルーティーな味わいが特徴。液色も鮮やか!華やかながらも奥ゆかしさも感じる桜があしらわれたパッケージも目を引きます。

ぽかぽか陽気のなか、お花見のおともに味わいたい一本。
『Sakura』
〇ビアスタイル:フルーツセゾン
〇アルコール度数:7.0%
〇原材料:麦芽、ホップ、チェリー、ハイビスカス
〇URL:https://blacktidebrewing.com/
〇醸造所:BLACK TIDE BREWING


14. 反射炉ビヤ×ビール女子コラボ!お花見がテーマの『BENI HAZY』


静岡県伊豆の国市のマイクロブルワリー「反射炉ビヤ」と「ビール女子」のコラボビール『BENI HAZY』が今年も登場。

SNSやオンラインイベントにて、読者のみなさんからどんなビールにしたいかアイデアをいただきながら完成させたHazy IPAで、ピンクグレープフルーツのようなチャーミングなアロマが香るホップ「HBC586」や、静岡県産のいちご「紅ほっぺ」をふんだんに使用。今年はアルコール度数を5.5%→6.0%に変更しました。

コロナ禍に「みんなでお花見したい!」という思いから生まれたビール。今年は各所でリアルでのお花見がたのしめそうなので、実際に乾杯をしながらたのしんでほしい一本です。3月27日(月)から販売スタート!
『BENI HAZY』
〇ビアスタイル:ヘイジーIPA
〇アルコール度数:6.0%
〇原材料:麦芽(イギリス製造)、ホップ(HBC586)、酵母、静岡県産紅ほっぺ
〇内容量:330ml
〇URL:https://hansharo-beer.stores.jp/
〇醸造所:反射炉ビヤ
■詳細記事:ビール女子オリジナルビールが完成!みんなのほっぺを紅色にする苺のHazy IPA


15. いつものビールが春をお知らせ『一番搾り 限定春デザイン缶』


キリンビール株式会社からは、『一番搾り 限定春デザイン缶』が登場。

一息つきたいときや毎日の食事と一緒に飲む人も多いのではと思いますが、日常で味わっているビールに桜があしらわれるだけで季節の移り変わりを感じ、よりビールとの時間がたのしくなりそうです。

一番搾りならではの麦のうまみが感じられ、 飲み飽きない味わいが春をお知らせしてくれる、食卓がパッと華やかになる一本。
『一番搾り 限定春デザイン缶』
〇アルコール度数:5%
〇原材料:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ
〇URL:https://www.kirinholdings.com/jp/newsroom/release/2023/0113_05.html
〇醸造所:キリンビール



桜の花や葉、桜の花びらから採った酵母など原材料に“桜”を取り入れたものから、手に取るだけで春を感じられる桜パッケージのものまで、桜満開のビールをご紹介しました。

リアルで乾杯できることが増え、ビールと人との交流で、よりよい時間が増えてくる2023年春。

お花見はもちろん普段での家飲みなど、ぽかぽかとあたたかい季節に寄り添ってくれる桜ビールとともに、すてきなビール時間を過ごしてください。


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