バレンタインの時期が近づいてくると、考え始めるのがプレゼントのこと。大切な人への贈り物は、悩みながらも楽しくなってくるものですが、最近ではバレンタインシーズンにいろいろな商品が発売され、チョコレート以外のものを選ぶ人が増えているようです。ビール好きなあの人と自分に、とっておきのクラフトビールをプレゼントするのはいかがでしょうか。
今回ご紹介するのは、合同会社ロコビア(以下、ロコビア)が醸造した『ココナッツポーター』。トロピカルなココナッツが香るチョコレート色のビール。プレゼントとして贈る前に、どんな味わいなのか飲んでみました。
千葉佐倉市のローカルブルワリー
ロコビアは千葉県佐倉市の酒屋「シモアール ユーカリが丘店」内にあるマイクロブルワリーです。「地元のビール」を意味する“Local Beer”から「ロコビア」と名付けたそう。20年以上の歴史を持ち、1998年4月に醸造を始め、2012年9月に「合同会社ロコビア」として独立しました。
開業当初よりクラフトビールの持つ「多様性」を活かしたビール造りしているロコビア。豊かな麦芽の風味としっかりと効いたホップが特徴の『佐倉芳醇麦酒(スチーム)』、透明な麦わら色と軽いフルーツの香りが特徴のフラッグシップビール『佐倉香りの生』の2種類が通年商品で提供されています。
漆黒のボディにココナッツのフレーバーがマッチ
ロコビアからバレンタイン向けに限定発売される「ココナッツポーター」。どのようなビールなのでしょう?
もとはポーターをベースに焙煎したココナッツを加えたスペシャリティエール。日本人の醸造家が考案し、1998 年の全米クラフトビール大会で最優秀賞を獲得した幻のビールです。今回はオリジナルレシピを踏まえ、麦芽の配合やココナッツの焙煎具合を改良し、よりココナッツ感の強いビールに仕上げたとのこと。
ちなみにポーターとは、イギリスで生まれた濃色エールで、古くなって酸味の出たブラウンエールに、新しいブラウンエールとペールエールを混ぜ合わせたものが起源と言われています。名前の由来には諸説あり、荷運び人「ポーター(Porter)」が好んで飲んだからという説や、ビール樽が届いた際「ポーター!」と叫んでいたからという説などがあります。
さっそく飲んでみた
グラスに注いでみると、チョコレートのような色合いで、泡もほんのり茶色に染まっています。グラスから漂うココナッツの香りに包まれ甘い気分に。飲んでみると、優しい甘さがあり、焙煎した麦芽の香ばしさと、ちょっと酸味も感じます。口の中にココナッツの風味がフワッと広がり、甘さと苦みのバランスがよく、すっきりとした後味。
ぜひ、グラスに注いで楽しんでください。温度が上がってくると、少しずつココナッツの香りや香ばしい麦芽の香りのバランスが変化し、甘さの感じ方も変わるので、ゆっくり味わうのがおすすめです。
ココナッツが香る、チョコレートのような濃い色のビール「ココナッツポーター」は、2020年1月17日(金)より数量限定で発売されています。
あなたの心に思い浮かんだ人へのプレゼントとするのはいかがでしょう。もちろん自分へのご褒美としても。この時期だけの「ココナッツポーター」をぜひお試しください。
『ココナッツポーター』
- 〇発売日:2020年1月17日(金)
- 〇ビアスタイル:スペシャルティ
- 〇アルコール度数:5.0%
- 〇原材料:麦芽、乳糖、ココナッツ、ホップ、食塩
- 〇取扱店舗:オンラインショップ
- 〇パッケージ:330mlボトル、10Lケグ
- 〇URL:https://shop.locobeer.jp/?p=731
- 〇醸造所:合同会社ロコビア