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南米の秘境の島でクラフトビール!ガラパゴス諸島のクラフトビールを巡ってみた【後編】


この記事では、ガラパゴス諸島で非日常的なクラフトビール体験を語る。エクアドルのサンタクルス島にある「The Rock Galapagos」と「Abysmo Brewery」の紹介が中心で、両店舗は獲れたてのクラフトビールを提供している。 The Rock Galapagosでは、エクアドル国内で受賞歴のあるビールを楽しめ、アジア料理と共に提供される。ここのビールは、気候に合った爽やかな味わいが特徴で、特に『Cream Ale』と『American IPA』が紹介された。さらに、『Weiss Beer』と『American Stout』も堪能した。 一方、The Rock Galapagosの近くに位置するAbysmo Breweryでは、飲み物としてビールのみを提供。ここでは、神話に因む名前を持つビール『Zeus(Helles)』や『Minotauro(IPA)』がオススメされ、地元住民や観光客が訪れる。 次回はコロンビアのカルタヘナのクラフトビールを探索する予定。


こんにちは!旅とビールが大好き、ブラジル在住Ayumiです。

前回に引き続き、ブラジルから3回飛行機を乗り継いでようやく到着したガラパゴス諸島! 今回もこの隔絶された島でしか飲めない、激レアクラフトビールを紹介していきます。

【前編】南米の秘境の島でクラフトビール!ガラパゴス諸島のクラフトビールを巡ってみた

隔絶された島のクラフトビール巡り!


前回少し触れましたが、ガラパゴス諸島は大小200以上の島から成り、このうちのほとんどは環境保護の観点から厳しい規制により上陸が制限されており、旅人が滞在できるのは主にサンタクルス島とイザベラ島のみ

このうち、最もホテルやレストランなどの施設が充実しているサンタクルス島に、クラフトビールを扱うお店があります。治安も良く、南米とは思えない快適な時間を過ごすことができます。


それでは、さっそくクラフトビールを飲みにビアバーへ!

3軒目:アジア料理とオリジナルクラフトビールが飲めるビアバー


The Rock Galapagos


3軒目にご紹介するのは、サンタクルス島の飲食店が集まるメイン通り、その名も「チャールズ・ダーウィン大通り」沿いにあるクラフトビアバー「The Rock Galapagos」。

すぐ裏側には「Cerveceria Iguana Rock」というブルワリーの小さな醸造所があり、出来立ての樽生ビールをバーで提供してくれる魅力満載のお店です。


秘境のブルワリーといっても侮ることなかれ。こちらのブルワリー、これまでにエクアドル国内のクラフトビール選手権でなんと7つものメダルを受賞している実力派!


調査したところ、どうやら本当にここでしか飲めない貴重なクラフトビールのよう!早速いただいていきましょう。ちなみに気温は32度(2024年12月末)。早くビールで喉を潤したい…!


1杯目は『Cream Ale』(写真左)と『American IPA』(写真右)をチョイス。大小サイズから選べますが、喉が渇いていたので迷わず大サイズを注文。


『Cream Ale』(アルコール度数:5.4%)は驚くほどまろやかで苦みもほぼ無く、するすると飲めちゃいます。それと対照をなしているかのように『American IPA』(アルコール度数:6.5%)は、しっかりとした柑橘系の香りと、目が覚める苦み。この香りと苦みのバランスが絶妙で、IPA好きにはたまりません。どちらもこの蒸し暑いガラパゴス諸島の気候にぴったり。

1杯目から好みのビールに出会えて、気分うきうきで2杯目へ!


迷いながら『Weiss Beer』(写真左)と『American Stout』(写真右)を選びました。『Weiss Beer』(アルコール度数:5.8%)は、思っていたより小麦の感じが弱く飲みやすい味わい。一方の『American Stout』は、向こう側が透けて見えないほど真っ黒の液色に少しドキドキしながらトライ。が、こちらも思っていたほど重くなくロースト感も薄めなので飲みやすい!

ビールがおいしすぎて、すっかり空腹なことを忘れていました。おつまみを注文します。


このクラフトビアバー「The Rock Galapagos」は、アジア料理がメインのお店。ちょうど旅に出て1週間以上経っており、そろそろアジアを感じる料理を食べたかったので嬉しい!


まずは、前菜に「生春巻き」と「エビのサラダ」を頂きます。旅行中はどうしても野菜が不足するので積極的に野菜系のおつまみを。

「生春巻き」のタレが濃厚なゴマソースで『American Stout』によく合うこと。「エビのサラダ」のドレッシングも、嬉しいことにしっかりゴマ油が効いていて、ちゃんとアジアを感じます。おいしい!


前菜がおいしかったので、メニューを見て発見した「ラーメン」にチャレンジ。こちらは、まあ、海外あるあるですが、とても現地仕様にカスタマイズされていたというか…読者の皆様の想像にお任せします。でも、意外にも(失礼!)、上にのっていた煮豚が濃くておいしく、結局ビールが進んじゃいました。


ちなみに店員さんは英語も話せてとってもフレンドリー(ガラパゴスの公用語はスペイン語)。昼からおいしいクラフトビールとアジア料理を楽しんで、大満足です!

 The Rock Galapagos

〇住所:593, Puerto Ayora, エクアドル(Google Maps
〇公式HP:https://therockgalapagos.com/es/
〇Instagram(Cerveceria Iguana Rock):https://www.instagram.com/iguanarockbeergps/

さて、それでは次のビアバーへ!

4軒目:エクアドルの首都キトでスタートしたブルワリーのガラパゴス支店!


Abysmo Brewery


最後にご紹介するのはこちら、「Abysmo Brewery」です。シカゴとミュンヘンでビール製造技術を学んだオーナーが2013年にエクアドルの首都キトで醸造所を立ち上げたのが始まり。現在はキトに3店舗のビアバーを構える有名ブルワリーのガラパゴス支店がこちらです。


先ほどのクラフトビアバー「The Rock Galapagos」と同じ大通りにありますが、こちらはビールのみを提供。おつまみはなく、ちょっと立ち寄ってクラフトビールをサクっと楽しめるお店です。

我々は涼しくなった夕方に向かいましたが、仕事帰りの地元の方や観光客がのんびりビールを楽しんでいました。いいですね~この緩い雰囲気。


さっそく1杯目は『Zeus(Helles)』(左)、『Minotauro(IPA)』(右)をいただきます。

こちらのビール、それぞれにギリシャ神話に登場する神々の名前がつけられています。神々しい! ヘレスビールの『Zeus』(アルコール度数:4.8%)は柔らかい口当たりでさっぱりしつつもどこかほんのり甘みを感じます。一方、IPAの『Minotauro』は力強い苦みが刺激的!飲んだ後の爽快感が島の暑い気候にピッタリ合います。


続いて2杯目は『Artemisa(Pale Ale)』(左)と『Apolo(Stout)』です。ペールエールの『Artemisa』はオレンジのような爽やかな香りが良き!真っ黒なスタウトの『Apolo』は焙煎コーヒーのような香り。口に含むとバニラの影もチラチラ見える、なんとも深いお味でした。

 Abysmo Brewery

〇住所:LA MARISCAL, Ave 12 de Octubre 24-131, Quito 170523 エクアドル(Google Maps
〇公式HP:https://abysmobeer.com/#

次回は、コロンビアの古都「カルタヘナ」へ!


2回にわたりご紹介させていただいた赤道直下のエクアドル、秘境ガラパゴス諸島クラフトビアバー巡りはいかがでしたでしょうか?

次回はコロンビアが誇る最強SNS映え世界遺産、古都カルタヘナのクラフトビールをご紹介予定です。


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