横浜市の小学校・男性教員(37)らが、女子児童の下着を盗撮し、全国の教員たちで共有していた事件。
27日、横浜市の山中竹春市長がコメントを発表した。
「強い怒り、言語道断な行為」
山中市長は「極めて重大な不祥事だと認識している」とし、「強い怒り、言語道断な行為であるという思いが強くなった」とコメント。
また「子どもたち、保護者の皆様、そして市民の皆様の教育への信頼を著しく損なうものであり、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

さらに「市としては、児童の心のケアを最優先に、安心して学校生活を送れる環境の整備に全力を尽くしてまいります」とコメント。
その上で、この事件に関する第三者委員会の設置を表明した。
教員を指導する立場
市教委によると、逮捕された教員は2010年に採用され、小学校ではクラス担任と学年主任を務めていた。

また、この事件で逮捕された名古屋市の男性教員(42)も主幹教諭で、校長、教頭に次ぐナンバー3の立場だった。
表と裏の顔
表では、教員を指導しつつ、裏では児童に卑劣な行為を行う「二面性」。
こういった教員を採用しないためには、どうしたら良いのか?

まだ逮捕されていない『悪質教員』から、児童・生徒を守る手段は?
重い課題を突きつけられている。