東京都教育委員会は26日、公立学校に勤務する7人の教諭を、懲戒免職処分とした。
わいせつ行為の数々
多摩地域の高校に勤務する男性教諭(33)は、昨年6月17日、勤務校で女子生徒と2人きりになった。

その際、女子生徒の両胸と尻を、少なくとも1回触った。
さらに、女子生徒に口腔性交をさせるなど、わいせつ行為に及んだ。
児童の裸を…
また、多摩地域の小学校に勤務する男性教諭(28)は、昨年6月8日、ボランティア団体の宿泊イベントに参加。
そして、宿泊イベントの参加者であった女子児童が、教諭の自宅に宿泊することになった。

すると、教諭は脱衣所で着替えを始めた児童の裸を、スマホで盗撮。
さらに、体も触った。
女子生徒の下着・盗撮
区立中学校に勤務する男性教諭(35)は、昨年5月30日、勤務する中学校で女子生徒のスカート内に6回、スマホを差し入れた。

そして、女子生徒の下着を動画撮影した。
不適切にもほどがある
ほかにも、駅で女性の下着を盗撮した小学校教諭(32)、ホテルでデリヘル女性従業員を盗撮した義務教育学校教諭(51)。
また、交際していた女性にストーカー行為をした高校教諭(38)、さらに書店から本をだまし取った高校教諭(53)も、26日付けで懲戒免職となった。

東京都教育委員会は「教職員の服務違反防止に向けて、これまでも取り組んできた。今後も地道に進めていきたい」とコメント。