千葉県教育委員会は26日、県内の公立中学校に勤務する男性教諭(20代)を、懲戒免職処分にしたと発表。
SNSでわいせつ動画送付
県教委によると、昨年9月~12月までの間、教諭は少なくとも8人の男子生徒に、わいせつな動画を送った。
教諭は、これらの生徒の授業を担当しているが、インスタやLINEでやり取りをしていた。
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なお、生徒とSNSを通じて、私的なやり取りをすることは禁止行為。
また、教諭は休み時間に、男子生徒の体を触るなどのわいせつ行為もした。
「生徒との距離を縮めたかった」
被害生徒とは別の生徒が、学校に報告し、今回の事案が発覚。
県教委の聞き取りに、教諭は「生徒との距離を縮めたかった」と言い訳。
教諭が生徒の体を触る見返りとして、わいせつ動画を送付していた可能性もある。
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県教委は「不祥事を根絶できない実態を重くとらえ、再発防止の取り組みを強化していく」とコメント。