横浜市教育委員会は28日、事務局に勤務する男性職員(61)を、停職1か月の懲戒処分にしたと公表。
窃盗罪で起訴
市教委によると、昨年8月19日午前5時ごろ、職員は栄区内のコンビニで本5冊を万引きし、そのまま出勤。
勤務を終え帰宅した同日午後7時ごろ、神奈川県警・栄警察署員から任意同行を求められた。

事情聴取の後、コンビニと警察の指示で、万引きした本を返却。
なお、横浜地検は今年1月24日付けで、職員を窃盗罪で起訴した。
職員は依願退職
市教委の聞き取りに「万引きをこれまでに、20回程度やった。警察の事情聴取も10回受けている」と職員。

市教委は「教育委員会として、不祥事防止に取り組んでいる中、このようなことが起きたことは、極めて遺憾であり、大変申し訳なく思います」。
「不祥事の再発防止に組織を挙げて全力で取り組み、市民の皆様からの信頼回復に努めてまいります」とコメント。
当該職員は、2月28日付けで依願退職した。