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教室で『女性教師に抱きつく』 公立中学校教頭(40代)懲戒処分 「明日もかわいい顔を見せてね」とメッセージも…


福島県教育委員会は、公立中学校の男性教頭(40代)に対し、懲戒処分として停職6か月を命じました。教頭は2022年8月、女性教師を教室に誘い抱きつく行為を行い、さらにSNSを通じて一方的な好意を示すメッセージを繰り返し送信しました。事件は女性教師が異動後に校長に訴えたことで公になり、教頭は行為を認め反省の意を示しています。この処分は公務員にとって重いものとされますが、教頭には退職の意図はありません。県教委は教職員の不祥事の増加に懸念を示し、外部の意見を求める方針です。昨年度より懲戒処分が増加しており、不祥事の根絶を課題としています。

福島県教育委員会は17日、公立中学校に勤務する男性教頭(40代)を、停職6か月の懲戒処分にしたと発表。

抱きつきやSNSで…

県教委によると、教頭は2022年8月、誰もいない教室に女性教師を招き入れた。

(画像:イメージ)

そこで、教師に抱きついたほか、SNSで「明日もかわいい顔を見せて」、「20年前に出会っていたらなぁ」などと、一方的に好意を伝えるメッセージを何度も送信。

昨年10月、女性教師が異動先の校長に、被害を訴えたことで事案が発覚した。

「身勝手な行動で反省している」

教頭は、県教委の聞き取りに「身勝手な行動で反省している」と行為を認めた。

(画像:イメージ)

なお公務員にとって、停職6か月はかなり重い処分だが、現時点で教頭に退職の意向はないという。

深刻な状況がさらに悪化

県教委は「昨年11月には9件の懲戒処分を行い、12月には逮捕者も出た」。

また「不祥事の根絶に向けて指導の徹底を図っているが、危機的で深刻な状況がさらに悪化している」とコメント。

(画像:福島県庁)

今年度の教職員の懲戒処分は22件と、すでに前年度を上回っているため、外部の有識者からも意見を求めるとしている。

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