埼玉県警は23日、さいたま市に住む県立高校・男性教諭(27)を、強制わいせつの容疑で逮捕した。
教諭は逃走
県警によると、教諭は2021年12月9日午後11時20分ごろ、さいたま市浦和区の集合住宅敷地内に出没。
路上を歩いていた女性(20代)に、「お姉さん、どうしたの」と声を掛けた。
その後、女性にわいせつな行為をし、逃走した疑いが持たれている。
広範囲の防犯カメラ解析
事件後すぐに、被害女性の親族は110番通報したが、目撃者が少なく、捜査は難航。
警察が、広範囲の防犯カメラを解析した結果、教諭が浮上し逮捕に至った。
教諭は、警察の調べに「女性をナンパするために、腕を引っ張っただけ」と、容疑を一部否認している。
『異様な状態』継続中
埼玉県は、わいせつ行為によって、逮捕や処分を受ける教諭が非常に多い。
そのため県教委は、他県とは比較にならないほど分厚い「不祥事防止マニュアル」を作成。
しかし、教育委員会・女性幹部も、児童に対する性的暴行で懲戒免職になるなど、『異様な状態』が続いている。