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高橋大輔、俳優デビュー&映画初出演作全国公開で俳優活動継続に意欲「お願い」4連発


映画「蔵のある街」初日舞台あいさつに登壇した高橋大輔(撮影・村上幸将)

プロフィギュアスケーター高橋大輔(39)が22日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で行われた、山時聡真(20)と中島瑠菜(18)のダブル主演映画「蔵のある街」(平松恵美子監督)初日舞台あいさつに登壇。地元の岡山県倉敷市が舞台の今作で、俳優デビュー&映画初出演を飾り、今後の俳優活動の継続に意欲を見せた。今後も映画に出たいかと聞かれると「頭の中で出たいというのは、メチャクチャある。でも、何のアイデアもない。オファーはない」と笑みを浮かべた。そして「お願いします! お願いします! お願いします! お願いします!」と“お願い4連発”で客席と取材陣にアピールした。

「蔵のある街」は、コロナ禍の中、楽しみにしていた行事を奪われた子どもたちのためにサプライズ花火を打ち上げた倉敷市の有志の1人が幼なじみだったことから、平松監督が映画の着想を受けて脚本から作り上げた。同監督の同級生や知人が実行委員会を立ち上げ、2年かけて協賛金を募ったが集まらず、1度は製作を諦めようとしたが、諦めきれずパイロット版を撮影しYouTubeで公開したところ、倉敷市の企業版ふるさと納税対象事業に映画として初選出された。

高橋は、倉敷市内で花火を打ち上げようと奮闘する、山時演じる難波蒼たちの相談相手になる美術館の学芸員・古城緑郎を演じた。「40手前になって初めての経験…成長しなきゃダメでしょうと。成長したかは皆さんに決めていただいて」と笑った。

ジャズ喫茶のマスター中桐仙太役の前野朋哉(39)は、高橋と同じ倉敷出身だ。「高橋さんとつながれたのも、この映画がきっかけ。同級生とは知っていましたけど、成人式ですごく遠くから見ていた。人だかりができていて、高橋大輔だ! すっげぇ、くそう…と思っていたら、20年たって共演し、飲みに行けた。映画のおかげ」と同学年のヒーローとつながることができたことを喜んだ。そして「高橋さんとPR動画でお仕事がきた。セット売りもありがたい。映画でドラムに初挑戦した。ボーカルとドラムで」と意欲を見せた。

◆「蔵のある街」 岡山県倉敷市に住む男子高校生・難波蒼(山時聡真)は、ほのかな思いを抱く幼なじみの女子高校生・白神紅子(中島瑠菜)が、神社の大木に登って騒いでいた自閉スペクトラム症の兄きょんくん(堀家一希)を、木から降ろそうと無茶するのを止めようとして、とっさに「今度、ここで打上花火を見せちゃる」と約束してしまう。母が家を出て、酒浸りの父と兄を支えてきた紅子にとって、打上花火は家族4人で過ごした幼い頃の大事な思い出で「その場限りのウソはいけんのじゃ」と涙ながらに怒る。蒼は約束を果たそうと、ジャズ喫茶で知り合った美術館の学芸員・古城緑郎(高橋大輔)に相談し「100人分の署名が集まったら協力する」という約束を取り付け、奔走。古城の協力を得て、商店組合の集会で花火の計画をプレゼンする機会を得るが、高校生にはどうすることも出来ない現実が待ち構えていた。

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