
俳優岸谷五朗とシンガー・ソングライター岸谷香の長男で実業家、インフルエンサーの岸谷蘭丸(24)が15日までにX(旧ツイッター)を更新。「親の七光り」にまつわる問題をめぐり、現在の私見をつづった。
一連の「親の七光り」騒動のきっかけは立憲民主党の米山隆一衆院議員(57)だった。米山氏は、岸谷が同党の中谷一馬氏とYouTubeで対談する告知投稿を引用した上で「執行部の一員がこのような発信の片棒を担がれることに心底失望します」と投稿。さらに「率直に言ってまだ起業しただけで、海のものとも山のものともつかないのが、親の七光りと特異な経歴で注目を浴び、それを自分の実力と勘違いして、知らない政治について大上段で放言したら時流に合って受けました、という方に見えます。若さの特権と言えば特権ですが、何だかなぁとは思いますね」(現在は削除済み)と投稿していた。
岸谷は米山氏の「親の七光り」投稿を引用し「僕のことを親の七光りだとか勘違いだとかで切り捨てるのは良いんですけど、結局そういう所が支持を伸ばせない原因じゃないですかね? まあ一生団塊世代とイチャイチャして紙の保険証頑張って守ってください」と切り返した。
岸谷は14日早朝、「親の七光り、って何なんですかね?」と自問自答。「僕は別に俳優や歌手をやってるわけでもなく、極力親と被らない教育事業や社会系で頑張ってるつもりなんですよね 極論、全ての能力は親に与えられた教育環境の賜物だし、何をしたら七光りじゃなくなるんだろうか?会社が上場でもすればいいんだろうか?苦しいです」と複雑な胸中を明かした。
続けて自身の直近投稿を引用した上で「現状の僕はバラエティに出るでもなく親の話をして金を稼ぐでもなく、自分への批判をしっかり受ける様な生放送や対談中心に出てるつもりです むしろ自分の出自を世の中の為に活かしたくて、マッキンゼーやゴールドマンを目指せるキャリアを捨ててここにいる自負もある そんなに悪い事してますか、いま」と投げかけた。
また政治経済評論家の池戸万作氏が14日、岸谷の「何をしたら七光りじゃなくなるんだろうか?」と投げかけた投稿を引用し「『岸谷』姓を名乗らないことですね。歌手の森山直太朗さんは、母親の森山良子さんの七光りだと言われたくないから、『直太朗』名義でデビューしました。あなたは親のおかげでマスメディアに出演出来て、有名人と対談出来ているようなものです」と指摘。
この投稿に同日、岸谷は「暴論すぎるこいつ、僕は自分の性を名乗る事も許されないんすか? 会社登記は当然本名フルネームでやってんのに、名刺とかHPの名前は『蘭丸』とかにしろって事すか、めちゃくちゃすぎる」と反論。本名を明かした経緯として「後そもそも苗字ずっと隠してやってたのに週刊誌やメディアが勝手に報じた訳で、隠したくても隠せないんですよ」とつづった。
そして岸谷は19日夜、Xを更新。「ちょっと疲れて数日Xから離れてたんですが、戻ってきたら七光り問題まだ争っててビビった、マジか」と投稿した。
この岸谷の投稿に対し「基本は『嫉妬』」「それはビビる」「もう笑うしかないよね笑」「光は利用するもの」「みんなしつこいね」「みんな羨ましいだけだから」などとさまざまな反響の声が寄せられている。