
今田美桜がヒロインのNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~金曜)の21日に放送された第104回の平均世帯視聴率が16・8%(関東地区)だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は9・4%だった。番組最高は第68回の17・8%。
朝ドラ112作目で、「アンパンマン」の生みの親、漫画家やなせたかし(本名・柳瀬嵩)さんと小松暢さん夫妻の半生がモデルの物語で、戦前、戦中、戦後の時代を生き抜き、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」を生み出すまでの愛と勇気の物語を描く。
主題歌はRADWIMPSの「賜物」(たまもの)。語りはNHK林田理沙アナウンサーが務める。
あらすじは、嵩(北村匠海)はたくや(大森元貴)からテレビドラマの脚本を依頼される。漫画を描くうえでも役に立つはずだと言うたくやに、嵩は漫画を描いていないことを話し、仕事を引き受ける。嵩がこのまま漫画を辞めてしまうのではと心配するのぶ(今田美桜)。そんなある日、カフェで打ち合わせ中の嵩を待っていたのぶは、女性たちに取り囲まれる嵩の姿にあぜんとする。その夜、最近の嵩はおかしいと言うのぶに、嵩は思わず声を荒らげ…。喧嘩したのぶは、蘭子(河合優実)のもとに身を寄せる。